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様々なデータから客数や各商品の需要予測を行なって適正量を発注、食品ロスなどを削減

NEC、AIが需要予測して自動発注するシステムを小売業向けに提供

2020年02月21日 20時00分更新

 日本電気は2月21日、小売業界向けにAIを活用した需要予測と、それに基づく自動発注システムを提供開始すると発表した。

 様々なデータから客数や各商品の需要予測を行ない、予測に基づいて発注業務を自動化。牛乳や練り物など日持ちのしない日配品を対象に販売数を予測し、適正量を自動発注することで発注業務の効率化・標準化を実現し、ロスや欠品を防止するとしている。

 AI需要予測システム(DCMSTORE-DF)と、それを用いた需要予測型自動発注システム(DCMSTORE-EOB)からなり、最先端AI技術群「NEC the WISE」のひとつである「異種混合学習」を活用。天候や曜日、過去実績などのデータを元に客数と販売数を高精度に予測。

 なお、先行してリオン・ドール コーポレーションが福島県を中心に展開するスーパーマーケットに採用されており、千石店にて2月より稼働開始。今後各店舗に順次展開を予定しているという。

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