凸版印刷は2月14日、地域のイベント情報などを簡単に発信できる多機能デジタルコンテンツサービス「UNLOCKS(アンロックス)」の販売を開始すると発表した。
凸版印刷が開催するオープンイノベーションプログラム「co-nect」において2018年度ファイナリストに選出された福岡のスタートアップ企業thee momentと提携したもの。
観光イベントや地域情報を多言語で発信でき、スタンプラリーやクイズ、クーポン、アンケート、スポット情報、コース案内といった地域の情報発信に必要な機能を用意。アプリ開発やサーバー構築の必要がなく使用できるほか、データアナリティクス機能を備え、人気スポットや回遊順を把握することができまる。
管理画面では、ベースのマップデザインやスポットのピンデザインなどをカスタマイズ可能。日本語で登録すれば自動翻訳で英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語の計6ヵ国での表示が行なえ、その他の言語もカスタマイズオプションで対応できるという。
価格は、マップのみ使用する「スタンダードアカウント」で9800円/月から(契約期間は1年間)。マップとスタンプラリー、クーポン、アンケート機能を使用できる短期イベント向けの「イベントアカウント」は9万9800/60日間から。マップとスタンプラリー、クーポン、アンケート機能を長期に使用できる「特別アカウント」は40万円/年から(価格は要相談)。いずれも料金に加えデザイン費やシステム設定費などが発生する。
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