年末年始の休みに合わせたイベントラッシュも一息つくかと思いきや、「オトギフロンティア R」では容赦なくイベント三昧の毎日が続いている。
どうやらこのゲーム、ある程度の期間で行なうイベントを、ちょっとずつずらして開催することで、やりこみ勢は間を空けずにプレイでき、マイペース勢には好みのイベントを選べるようにしている感じだ。せっかくイベントを実施しても、興味がなければプレイしなくなってしまうこともあるので、複数用意して選んで遊べる仕様のようだ。
そのためかどのイベントも開催期間がそこそこ長く、また遊んでみた感じでは報酬のハードルもそれほど高いものではない。キャラやアイテムなど、目玉になる報酬を得るのにかかる時間はそれほど長くは感じなかった。
イベントで得られる報酬にはキャラだけでなくスキルや武器などもあるので、それらをコンプリートするにはそれなりに時間がかかるが、まったり進めていく分には必須というほどの性能でもない。ガチ勢とまったり勢がそれぞれ楽しめるよう、うまい感じにバランスが取れている感じだ。
今回は、「☆5モーツァルト」が報酬でもらえた100人レイドイベント「ディマイト・ラウドネス 天才音楽家 モーツァルト」と、「☆5精霊 レヴィア」が報酬でもらえた10キャラバトルイベント「教育的指導!バレンタイン撲滅PTA」をプレイしてみたので紹介しよう。
美少女化した「モーツァルト」や子持ち精霊「レヴィア」が登場するユニークなイベント
10キャラバトルや100人レイドは以前にも紹介したが、結構な頻度で開催されているようだ。イベント開催毎に最高レアリティーである☆5のキャラや精霊が入手できるので、他のアイテム収集型のイベントよりも優先度は高く感じてしまう。
100人レイドイベント「ディマイト・ラウドネス 天才音楽家 モーツァルト」では、音楽学院でディマイトに汚染されたモーツァルトを浄化するストーリーになっている。モーツァルトとかベートーベンとかショパンとか実在した人物がかわいい女の子キャラになって登場する。
題材がおとぎ話ではない気がするが、そこはあまり気にしないほうがいいのだろう。なお、冒頭から登場するヒロイン的なキャラのベートーヴェンが、「ダダダダーン」と口ずさんでいるが、イベント戦でのBGMも「運命」をロック調にアレンジした感じの曲が流れるようになっていて、聴き応えがある。オトギフロンティアはBGMも凝っていて、すでに2枚のサウンドトラックが発売されているほどだ。
10キャラバトルイベント「教育的指導!バレンタイン撲滅PTA」では、バレンタインの風習が教育的によろしくないと、子持ち精霊「レヴィア」がバレンタインを撲滅しようとするイベントだ。10人キャラバトルは手持ちキャラ10人で戦うイベントで、かなりの戦力が要求されるので、属性毎に最低10人は育成しておくのが良さそうだ。もちろん属性を無視して高レベルで殴るのもありだ。
では今回も報酬で入手できたキャラのエピソードを覗いてみた。モーツァルトは天才音楽家だが、それ以上にエロいことが好きらしく、男女問わずセクハラまがいの行ないが多いので問題になってるらしい。
精霊のレヴィさんは2人の子持ちらしいが、独特の性教育方針があるらしく、子供たちに自分なりに教育するのだが……
「オトギフロンティア R」はイベントが盛りだくさんだが、どれもそこそこ開催期間が長く、ゆっくり自分のペースで進められるのがいい。イベントの難易度はガチ勢から初心者まで、進度に応じて楽しめるようになっていて、報酬のキャラをゲットするのもそれほど難しくはない。
また、特殊なスキルやアイテムなどは、低難易度でも運次第だが入手可能になっているうえ、イベントの報酬では進化に必要なオトギストーンや武器作成に必要な素材アイテムも入手できるので、参加しない手はない。
R18版ならではのイベントも、決して派手ではないがアニメーションがついていてフルボイスになっているので、かなり実用性は高いと思われる。キャラクターが可愛いのでそこらのエロアニメよりも見応えがあるのではないだろうか。イベントが多いということはそれだけ報酬で最高レアリティーのキャラがもらえることにもなるので、欠かさずに参加してみてほしい。
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