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さまざまな和太鼓の音色を収録、静かな練習や分解して持ち運びも可能

ローランドの電子和太鼓「TAIKO-1」、今年夏発売

2020年02月07日 17時30分更新

 ローランドは2月7日、電子和太鼓「TAIKO-1」を発表。今年夏の発売を予定している。

 同社は太鼓芸能集団「鼓童」の下で電子和太鼓への取り組みを進め、2017年には試作機によるパフォーマンスを実施している。その後、構造の改良や軽量化を図り、製品化に至ったという。

 和太鼓は祭りや寺社祭礼、学校教育などで用いられるが、演奏時の音量が大きく本体サイズや重さにより持ち運びに苦労することが多いという。TAIKO-1は打面に静粛性に優れたローランド独自のメッシュ素材を採用、音の大きさを気にせず練習でき、本体は分解してコンパクトに収納可能。充電式ニッケル水素電池(単3×8)駆動にも対応する。

分解が可能

 桶胴太鼓のほか、長胴太鼓や締太鼓、大太鼓などのさまざまな種類の太鼓の音で演奏が可能。竹バチや雪バチなどバチの違いや、複数人が同時に叩いた太鼓の音、チャッパや拍子木といった鳴り物や掛け声、太鼓以外の打楽器や効果音も内蔵。また、テンポ感を養うために必要なメトロノーム、和太鼓の練習に欠かせない「地打ち」フレーズも収録。

音源部分

 USBメモリーに保存したオーディオ・ファイルを本体に取り込んで演奏できるほか、Bluetoothでスマホと接続すれば好きな曲に合わせて演奏することも可能。価格はオープンプライス。

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