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400馬力の刺激! スカイライン 400Rは世界水準が詰まっている

2020年02月09日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●星野 奏(@hoshino_kanade_

高速道路でラクチンな400馬力
プロパイロットで快適ドライブ

 このように「400馬力のFRスポーツセダンを自在に操るばかりか、排気音を大きくせよ」という星野先生に、その場にいた関係者は驚愕。ですが、それより恐ろしいのは誰でも扱える400馬力のセダンを作り上げた日産自動車の技術力といえるでしょう。

 読者が気になるのは、ハイブリッド版スカイラインとの違いかと思いますので、筆者が以前乗った時の印象を簡単に申し上げたいと思います。ハイブリッド版は乗り心地はめっぽう硬く、NISSAN GT-RやフェアレディZに通じる凄味があります。いっぽう400Rは「ライトウェイトスポーツに近い」感覚で、確かにフレンドリーであり、気持ちよさが全面に出ている印象。ちなみにサイドブレーキは、ガソリン仕様はフット式ですが、ハイブリッド仕様は電気式という違いもあります。

400Rを堪能されてご満足といった様子の星野先生。しかし、お楽しみはまだまだ続きます

 さて、星野先生には高速道路に乗ってもらい、プロパイロットを初体験していただきました。ハイブリッド仕様ではプロパイロット2.0という、ハンズオフ(手放し運転)が可能ですが、スカイライン400Rは従来通り「単一車線における車線と車間を監視する」タイプのプロパイロットです。

ステアリングの右側にプロパイロットボタンが設けられています

高速道路を走行するスカイライン 400R。星野先生が運転していますが、プロパイロットが先生をサポートしています

 「本当に車が車線の中央をキープしていて、ハンドルが勝手に動くのは不思議。前に車がいたら車速が落ちていくし、これは本当にラクですね」と先生は驚きを隠しません。「これ、凄くないですか?」と妙にはしゃぐ先生、実にカワイイお姿であります。

大黒PAで笑顔の星野先生

 スポーツカーらしさを求めてしまうと肩透かしというのはありますが、逆にそこがスポーツセダンらしさ、なのでしょう。「これ本当にいい車ですね。562万5400円(税込)という値段も、いいところではないでしょうか。」と星野先生から合格をもらった今回のクランケ「スカイライン 400R」。日本のスポーツセダン、いや世界の水準が思いっきり上げた、そんな印象を受けられていました。

星野 奏(ほしのかなで)プロフィール

 

 10月30日神奈川県生まれ。歯科大卒業後に歯科衛生士の資格を取得。いっぽう、車好きなことからレースクイーンの道も志し、2017年「R'Qs triplets」でSUPER GTの表舞台に。翌年はGT500クラス「ARTA」で活躍。2019年はSUPER GT「T-DASHエンジェル」のほか、SUPER FORMULA「YOKOHAMA promotion model」としてサーキットに花を添えている。趣味はアクセサリー作り、ゲーム、ゴルフ、アニメ鑑賞。

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