ライトユーザーも検討の価値アリの
「LG G8X ThinQ」
今回紹介するスマホは「LG G8X ThinQ」(LGエレクトロニクス製)です。6.4型の有機ELディスプレーを搭載し、プロセッサーはSnapdrangon 855、メモリーは6GBというハイエンドモデルです。さらに、同梱の「LGデュアルスクリーン」を取り付けると、折りたためる2画面スマホに変身するという、うれしいアドバンテージも備えています。
となると、お値段もそれなりに……と思いがちですが、ソフトバンクでの実勢価格は5万4440円。この価格なら、ソフトバンクのユーザーでなくても気になりますよね? というわけで、2画面スマホの使い勝手を試しました。
合体すると重さは約331gとヘビー級
1画面でも十分に満足できるスペックを備えたLG G8X ThinQですが、買ったらすぐに「LGデュアルスクリーン」を着けたくなるはずです。それが、この端末の醍醐味ですからね。
LGデュアルスクリーンにはUSB Type-Cの端子があり、そこにLG G8X ThinQ本体に差し込んでドッキングします。簡単かつしっかりと装着でき、ただディスプレーを追加するのではなく、“カバー付きの2面スマホ”になる印象です。折りたたみ時は約15mmの厚さで、重さは約331gにもなります。手にずっしりとくる重さで、ポケットに入れて持ち歩くにも難あり。バッグに入れて持ち歩くべき端末でしょう。
LGデュアルスクリーン側のディスプレーも、LG G8X ThinQ本体と同じ6.4型の有機ELで、解像度は2340×1080ドット。LG G8X ThinQに4000mAhのバッテリーを内蔵し、そこからLGデュアルスクリーンに給電される仕様。そのためLGデュアルスクリーン側のほうが、かなり薄くなっています。結果として、机に置いてPCライクに開いて使う時や、両手持ちでゲームを楽しむ時などの安定性が良い印象です。
LG G8X ThinQ本体の左右にあるボタンは、LGデュアルスクリーンを装着した状態でも操作できます。ただし、LGデュアルスクリーンを装着するとUSBケーブルは挿せなくなります。充電時には同梱の変換アダプターを使う必要が生じます。
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