週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ホンダ・S660に乗って3年半で5万キロ達成したが不具合ナシ

2020年02月01日 15時00分更新

オートサロン2020で見つけた
S660をチェック

 2020年初めに開催されたクルマの祭典「東京オートサロン2020」。今年はGRスープラとジムニーのカスタムカーが多く展示されていました。ですが、この場でS660のマイナーチェンジモデルが発表!

 S660のマイナーチェンジは今回で2回目。2018年の時は、ボディカラーにフレンチブルーパールとブリティッシュグリーンパール、ナイトホークブラックパールの新色3色を追加。また、S660専用 Gathers(ギャザス)スカイサウンドインターナビが装着可能なナビ装着用スペシャルパッケージが設定されました。

MCしたS660のフロント部。フォグライトが設けられたほか、サイドミラーにウインカーを内蔵

リアのクリアパーツなどが新しくなったS660

 外観上の大きな特徴は、フロントウィンドウの変更で、黒い部分が減り、アンテナ線が見えるようになったのです。しかし、今回は「デザインの深化」をコンセプトとしたもので、見た目はかなり変更されています。国内初となる新色ボディーカラー「アクティブグリーン・パール」を追加したほか、Aピラーをボディーと同色にしたほか、サイドマーカーをサイドミラー側へと変更。室内もスウェード調のアルカンターラを一部に用いたほか、待望のシートヒーターを備えるなど快適性もアップしていました。

 値段は約15万円ほどアップしましたが「シートヒーター欲しいなぁ……」「フロントのフォグランプ、いいなぁ」と思ったのは、私だけではないハズ。「何とかして付ける方法はないか」と思案しているところです。

リアのクリアパーツなどが新しくなったS660

 そのホンダブースの隣、M-TEC(無限)ブースでは、S660の新型エアロが発表! こちらも注目を集めていました。無限はS660発売当初からエアロパーツを出していましたが、担当者によると「よりサーキットに目を向けたエアロ」とのこと。ボンネットとエンジンフードはカーボン製で、さらにエアーアウトレットまで用意。熱がこもりやすいS660ですから絶大な効果が期待できそうです!

 チューンドのS660に目を向けると、鈴鹿でホンダ系チューンに力を入れているTopFuelの200馬力仕様が展示。ピストンやコンロッド、ターボなどを交換し、何年もかけて排気量660ccの3気筒エンジンから200馬力を絞り出したTopFuelには頭が下がります。逆に言えば、このピストンなどを使って、100馬力程度なら安全に楽しめるということでもあり、いつかは手に入れたいと思うものでした。

200馬力を達成したTopFuelのS660

TopFuelが開発したS660のコンロッドとピストン

 Kカードレスアップの老舗「Spiegel(シュピーゲル)」が展示したS660は、どこか「昔懐かしい」雰囲気を醸し出す1台。オリジナルの車高調によって、ローダウンと乗り心地を両立しているそうです。

シュピーゲルのS660。車高が低くてレーシーな雰囲気

 アクレ&スピリットのブースでは、S660専用のブレーキキャリパーを発見。アルミ鍛造材から削り出したボディーの4ポットキャリパーとブレーキパッド、そしてワンピースの専用ローターという3点セットで、価格は23万8000~(税抜)。また、同社は専用の車高調も開発しているようです。

S660専用に開発したというアクレ&スピリットのキャリパー

 足回りのオシャレ、ホイールの新作としてWORKのブースにS660にピッタリの新作ZR10が展示。型番通りの10本スポークで、どこかWORKっぽくないデザインが印象的。カラーバリエーションが豊富なので、お気に入りのカラーが見つかるハズ! 価格もお求めやすいので要チェックです!

S660サイズも用意されたWORKの新型ホイール

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事