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タッチ非搭載製品にジェスチャー操作を加える「GLAMOS」が支援募集中

2020年01月27日 20時00分更新

 あらゆるデバイスにジェスチャー操作を加える───。そんなことを可能にするガジェット「GLAMOS(グラモス)」が登場した。

 GLAMOSは、自動運転車両などで使われるLiDAR技術を搭載する。LiDARは簡単に説明すると、レーザー光を使って対象物までの距離や位置などを検知できる技術だ。

 GLAMOSでは、回転ミラーモジュールを使って、手の動きを検出するための領域を投影する。人の目では確認できないが、この部分にLiDAR技術が使われている。このため、どんなデバイスでも画面に触れることなくタップやスワイプといったジェスチャー操作ができるのだ。

GLAMOS本体の上方(半円)をタッチスクリーン化する

 たとえば、GLAMOSを使ってテレビやホワイトボードなどのタッチディスプレーを非搭載の製品を操作できるほか、リモコンなしでNetflixの番組を選んだり、タブレットに触れずにレシピをスクロールしたりできるとのこと。

テレビやホワイトボードなども離れた場所からジェスチャー操作できる

 また、1秒間に40回のペースでセンシングデータを更新するため、素早い手の動きも検知できる。サイズは37×27×34mm、重さは17.7gと超小型軽量で、ポケットに入れて持ち運べる。

GLAMOSは一般的なマウスよりも小さい

 GLAMOSは現在、米国のクラウドファンディングサイトKickstarterにて支援を募集している。操作したいデバイスにUSBケーブルで繋ぐベーシックモデルと、Bluetoothに対応するプロモデルがあり、支援額はそれぞれ119ドル(約1万3100円)、139ドル(約1万5300円)から支援できる。商品の発送時期は7月を予定している。

※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。

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