トヨタは燃料電池自動車「MIRAI」の新型を発表した。燃料電池自動車は、水素と酸素を化学反応させて発電し、水だけを排出して走行する。
また、バッテリーで駆動する電気自動車と比べて、水素充填は短時間で済むため、環境にやさしいだけでなく運用でのメリットがある。
ミライは2014年12月に発売されて以降、世界で約1万台が販売されている。新型車では、航続距離が従来型と比べて約30%延びた。従来型の航続距離は満充填した状態で500km〜650km程度だったが、新型は約800kmとなる。
これは、燃料電池システムの改善に加え、3つの水素タンク(大型1つと小型を2つ)を備えたことが寄与するという。
従来型からの変更点としては上記のほかにも、20インチの大きなホイールを備えることや、4人乗りから5人乗りになったこと、などが挙げられる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう