英語音声から、ほぼリアルタイムで高精度での文字起こししてくれることから、日本でも人気のアプリ「Otter」。この音声認識AIサービスを提供するAISense社(Otter.ai)に、NTTドコモは子会社のNTTドコモ・ベンチャーズを通じて出資したことを発表した。
Otterはすでに世界100万人以上が利用しているとされ、講演や会議などの長時間の英語音声を自動でテキスト化。複数人のスピーカーがいた場合の音声識別に対応するほか、テキストからのキーワード検索や聞き直し機能など、利便性の高さも特徴。
ドコモはこのOtterの普及を狙い、日本市場での需要や有効性などを調査。国内企業への導入支援に取り組む。また、機械翻訳サービス「Mirai Translator」を提供するみらい翻訳と連携し、セキュアな環境での高度な翻訳を実現するサービス実現も検討する予定。
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