第27回
ゲームマスター的存在でバトルを演出する「Show Director」など新要素満載
寒さでも死ぬ! 新感覚の雪山バトルロイヤルゲーム「Darwin Project」
「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)」や「Apex Legends」、「フォートナイト」といったバトルロイヤルゲームが主流になっている今日この頃。流行りのバトルロイヤルゲームのほとんどがシューターだが、そろそろ近接に特化したバトルロイヤルゲームをやってみたいと思う自分がいた。
近接武器メインのバトルロイヤルゲームとして、1月14日に正式リリースされた「Darwin Project」を紹介したい。Scavengers Studioが手がけた本作は雪山を舞台にしたバトルロイヤルゲームで、10人のプレイヤーが生き残りをかけたサバイバルに挑むのが目的。斧と弓矢のみと極めて原始的な武器を使って戦うのが特徴のひとつだ。まさに自分のニーズに合ったタイトルである。基本プレー無料で、現在はXbox One、PCおよび海外のみPlayStation 4で配信されている。
バトルロイヤルゲームで賑わっている国内に、新たな旋風を吹き起こすかもしれない本作。今回は、Darwin Projectのプレイフィールなどを解説しよう。
舞台は極寒の雪山!
サバイバル要素を採用した新たなバトルロイヤルゲーム
Darwin Projectの大きな特長として、従来作よりもサバイバル色が強いゲーム性が挙げられる。参加数は10人と小規模ではあるが、基本的なルールは通常のバトルロイヤルゲームと同じだ。ただ、本作はソロ(1人)のみとなっており、フレンドと一緒に協力プレイはできない。誰にも頼れない孤独な闘いに身を投じることになる。
冒頭で述べたように、使用できる武器は斧と弓のみ。従来のタイトルとは異なり、これらの武器は最初から所有しているので、現地で調達する必要はない。エリア内に点在する木材を回収すれば、弓矢と防具、罠をクラフトできる。
また、戦闘とサバイバルが有利になる(かもしれない)「クラス」も利用可能だ。使えるクラスは、飛空できる「Jet Wing」、敵を索敵するドローンが使える「Headhunter Drone」、行きたい場所に素早く移動できる「Grapple Gauntlet」の3種類。各クラスごとに主要のスキルと固有のアビリティ―が付与されており、戦闘やサバイバルに役立つだろう。
マップ内に存在する「Darwinium」という資源を回収すれば、2種類のアビリティ―(各クラスごとに使えるアビリティ―は異なる。最初は2種類のみ使えるが、レベルを上げるとさらに2種類アンロックされる)をアンロックしたり、3種類の固有スキルを強化することができる。Darwiniumがもっとほしい場合は、ランダムで出現する補給ポイントを目指そう。ただ、Darwiniumはなんとしても多く獲得したい資源なので、補給ポイントを狙う敵も少なくない。もし回収したいなら、周囲を警戒しながら行動する必要があるだろう。
木材とDarwiniumを回収し、装備とアビリティ―を強化していくことが攻略のカギである。だが、無作為に素材を回収すると痕跡が残ってしまい、相手に検知される恐れがあるので注意。エリアを探索時、切り株や開封されたアイテムボックス、破壊されたDarwiniumの容器を見つけたら、敵の痕跡を辿ってみるといいだろう。ハンターになりきって敵を追い詰めよう。
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