ジンの定番「ビーフィーター」からいちごフレーバー
「ビーフィーター ピンクストロベリー」 |
最近、クラフトジンがはやりにはやって、ジャパニーズクラフトの「カフェジン」「季の美」「ロク」などが話題になることが多いため、定番のジンの存在感が薄くなってしまうのかな、なんて思っていました。ところが、「ビーフィーター」から、こんなオシャレなバリエーションが登場しましたよ。
「ビーフィーター ピンクストロベリー」。700ml容量で1500円前後。7月23日から全国の酒類取扱い店などで販売されています。
いちごの香りがします。 |
ビーフィータージンの通常のボタニカル9種類に、天然のストロベリーフレーバーを加えたそう。ストロベリーの芳醇な香りとほのかな甘みが感じられるとか。区分はリキュールです。アルコール度数37%。
トニック割りに新鮮なフルーツをたくさん入れて飲みました。お酒に甘みがあって芳醇なフルーツカクテルになりました。 |
ピンクのビーフィーターとは目を引きますよね。私は、ローンチパーティーで飲めました。ピンクヒパヒパ!
さて、当日はトニック割りに自分の好みでフルーツを入れて、フルーツカクテル風にしていただけましたよ。ワインを飲むような丸みがあるグラスでいただくと、ストロベリーの甘い香りがふわり。いちご香がはっきりと漂っています。あらまあ、ステキ!
とても果実味溢れるフルーツカクテル。お酒自体に甘みがついているため、いつものジントニックよりスカッとした感じは少なく、ジェニパーベリーの香りも控えめで、“ジン感”は少ないです。ジンが苦手、という人でも飲みやすいはず。
バーテンダー、五十嵐愛氏。オリジナルカクテルをつくってくれました。 |
他にも、オリジナルカクテルを飲みました。「ビーフィーター グローバルバーテンダーコンペティション2015」で日本代表を務めたバーテンダー、五十嵐愛氏は、スイカジュース、レモンジュース、バジルリーフなどを合わせて、青々とした風味が鮮烈のカクテルを仕立てていました。ビーフィーター ピンクストロベリーに甘みがあるため、青みがある果実の風味とも相性がいいなと感激。
スイカジュースなどと合わせたカクテルがおいしかったです。 |
創業者の好奇心と現代の技術が融合して生み出された
ビーフィータージンはクリーンな味わいが特徴で、今回のようなフレーバーをつけた製品は斬新です。しかし、フレーバースピリッツにこれまで縁がなかったわけではありません。ロンドンでビーフィータージンの蒸溜所がスタートした1820年当初の創業者、ジェームス・バローは、ラズベリージン、チェリーブランデーなど、フレーバースピリッツリキュールを製造していたそう。
創業者、ジェームス・バローがフレーバースピリッツリキュールを製造していたとか。そのスピリッツ(精神)に触発されて開発されたピンクストロベリー。 |
200年も昔なので、あくまで「エピソードが残っている」レベルの記録だそうですが、現在のマスターディスティラーのデズモンド・ペイン氏はこれに触発。現代の技術を用いてビーフィーターにフレーバーを加えた本製品を開発したそう。
長い歴史を経て、創業者の情熱と現代の技術が融合した新しいビーフィーターが生まれるとは。ところで、ピンクストロベリーは、海外ですでに販売されており、見た目の華やかさから20~30代を中心に人気だと聞きます。“フレーバージン”全体が世界中で右肩上がりに人気を高めているとか。
正直私は、硬派なイメージだったビーフィーターからフレーバーが出るのが意外でした。ビーフィーターは「肉を食べる人(Beefeater)」というネーミング(ロンドン塔の衛兵の愛称だったそうな)ですし、なんとなく男性ファンが多そうな印象。ですので、見た目からして女性が惹きこまれる本製品は革新的です!
お酒好きは試してみて! ジン好きな人にとっては甘く感じるかも。 |
これまでとは方向性が違うビーフィーター。お酒好きな人はとりあえず試しに飲んでもらいたいリキュールです。ぜひトニック割りで!
以上、酔っ払いナベコより♪
アスキーの会員サービス「ASCII倶楽部」の「ナベコの公開処刑ダイエット」を連載中! 体重まで公開しちゃっていますよ。
■関連サイト
ナベコの公開処刑ダイエット
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります