鹿児島の焼酎蔵がつくった
ジャパニーズクラフトジン
最近「クラフトジン」が話題です。ざっくりいうと小規模の蒸留所でつくられたオリジナリティ溢れるジンが、クフラフトジン。
例えば、ジンというと「ビーフィーター ジン」などが有名です。ただ、カクテルに利用されることが多く、「ジンの味」という印象があまりないかもしれません。実はジンは浸漬するスパイスなどに自由度が高いため、趣向を凝らした製品がつくりやすいのです。そこで、ジン自体の香りや個性が際立ったものが最近おもしろがられ、盛り上がりつつあります。
世界的にクラフトジンはブームと言われている中、日本でつくられた「ジャパニーズクラフトジン」も注目を集めていますよ。
写真は左から「ジャパニーズクラフトジン樹々 スパークリング 7% 350ml缶」、「樹々 200ml」 |
先日、飲んだのが濵田酒造のクラフトジン「樹々(ジュジュ)」。
濱田酒造は鹿児島の酒蔵さんで本格焼酎をメインに手掛けています。「樹々」は米焼酎をベースにしたクラフトジン。スピリッツと焼酎は同じく蒸留酒なので、焼酎の酒蔵さんが特性を生かしたジンに挑戦するケースは増えてきています。
本格米焼酎をベースに、国産柚子、厳選した7種のボタニカルを用いて、創業150年の濵田酒造の酒造りの技術を駆使しつつ、日本ならでは芳醇なジンに仕上げたとのこと。
まずはストレートでいただいてみました。柚子やボタニカルの爽やかな香りが特徴的で、ジン特有のツーンとするジェニパーベリーの香りは穏やかでした。いただきますと、スッと入ってきてほんのり、米の香り。後味がまろやかです。米焼酎ベースだからでしょう、ジンとしてはとても優しい味わい。
炭酸で割ると、より柚子といった柑橘系の香りが広がり華やかに。味わいは、ジンと米焼酎の中間くらいの味わいで、米ならではの旨みが感じられました。スピリッツといってもどこか日本的な香りで、食中酒になりそうです!
「樹々」は700ml瓶の他、小容量で手頃な200ml容量も販売されています。また、お手軽に炭酸割が楽しめる「スパークリング 7% 350ml缶」も登場しています。アルコール度数7%と一般的な缶チューハイと並ぶため、まずは少量、低アルコールで試してみたいという人にはぴったり。
また、クラフトジンにしては手ごろな価格であるのも魅力のひとつ。700ml瓶でも実売価格2000円前後です。大型連休の家飲み酒バリエーションとしてオススメです! Amazonや楽天で販売されているほか、製品によってはナチュラルローソンでも扱いがありますよ。
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