10月24日から25日まで中野サンプラザで開催している「秋のヘッドフォン祭 2015年」では、各メーカーが参考出展のかたちでまだ市場に出回っていない製品を展示している。
本稿では、参考出展の製品と、発売になったばかりの製品を取り上げ、その一部を写真とともに紹介する。
完実電気のブースには10月10日に発売されたばかりのCarot Oneのイヤフォン「TSUPER TITTA」が展示されていた。「TITTA」のドライバーを2Wayにしたモデルだ。
10月23日に発売となったスタックスのイヤースピーカー「SR-L500」と、ドライバーユニット「SRM-353X」。
KO-JOは10月初旬に発売したヘッドフォンアンプ「POMP」を展示;小型で取り回しの良さが特徴。価格は1万3824円。
こちらは同じくKO-JOの創業25周年を記念したヘッドフォンアンプ「FARAD」。10月24日発売で、300台の限定生産となるが、「すでに80台ほど出ている」(担当者)とのこと。価格は13万8240円だ。
バッファローはネットワークオーディオブースとして出展。バッファローの前身「MELCO」のロゴをあしらった特別モデルの「N1Z」を展示していた(通常はDELAのロゴが入る部分がMELCOになっている。仕様も異なる)。
写真上が特別モデルだ |
アコースティックリバイブの「マルチノイズサプレッサー」。プラグとジャックのあいだに挟み込むことで、伝送時に発生するノイズを低減するという。写真はヘッドフォン用の「FNS-PHONE(4万1040円)」。
ヒビノインターサウンドとiBassoが共同で今年5月に設立した新ブランド「Oriolus」は、イヤフォン「Oriolus」に香港のオーディオメーカー「PW Audio」のケーブルを組み合わせたモデルを展示。発売時期は年内になる見込みで、価格は「通常版とそう変わらないように調整したい」(担当者)とのこと。
HiFiMANブースは未発売のヘッドフォン「Edition S」を展示。発売時期は11月なかばになる予定。価格は未定。下は「Edition X」というモデル。同じく11月なかばの発売予定で、価格は未定。
同じくHiFiMANのDSD64やFLACの再生に対応するポータブル音楽プレーヤー「HM901s」(左)と、「HM802U」(右)。国内初披露で、価格はHM901sが19万円前後、HM802Uが9万円前後になる予定
フォステクスの手がける「KOTORI」の新製品「dream buddy」。本田圭佑選手がプロデュースしたという製品で、ケーブル自体がリモコンになっているなど、スポーツ向けの機能をそなえる。価格は2万8000円前後で、11月18日の発売を予定。
ソニーブースは「h.ear」シリーズの製品を目立つ位置に展示。色味の鮮やかさと、ウォークマン、ヘッドフォンの統一感でひときわ目立っていた。
パイオニアはネットワークオーディオシステム「Stellanova」を積極的にアピール。圧巻のカラーバリエーション!
マランツの新型アンプ。発売済みの製品「HD-DAC1」にスピーカー出力を加えたもので、筐体はふたまわりほど大きい。価格と発売時期は現時点で未定だが、「年内の発売を目指す」(担当者)とのこと。
このほかのブースおよび発表の様子も追って掲載する。
■関連サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります