ゴールドムンドジャパンは10月24日、中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭 2015」で新製品発表会を開催。ヘッドフォンアンプの新製品「THA2」を国内で発売すると発表した。
開発は、独ベイヤーダイナミックのヘッドフォン「T1」を用い、600Ωという高インピーダンスを鳴らし切れているかどうかを確認しながら進めたという。この日の発表会では、オーディオ評論家の岩井喬氏がゲストスピーカーとして登壇。「私自身もT1のユーザーですが、T1は本来こういう音だったんだ、と思わせられる。ヘッドフォンアンプとしては価格も飛び抜けていますが、使ってみると、T1のポテンシャルを活かしきっていることが分かる」と話した。
なおゴールドムンドは製品の具体的な仕様や構成を明かさないため、詳細は不明だが、「全回路を見直し、電源容量を強化」(担当者)しているという。同社担当者に価格は税別で198万円前後になる予定で、12月1日に発売する。
THA2 |
背面。インターフェースが極めて少ない |
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