スマホを使っていて常に頭を悩ます問題が“バッテリー”。スマホはディスプレーをオフにして操作していないときでも、バックグラウンドではアプリが動作して通信をしてバッテリーを消費してしまいます。
Xperiaには、指定したアプリがスリープ中にネットワーク通信をしないようにするなど、バッテリー消費を抑えてくれる“STAMINAモード”が搭載されているので、設定しない手はないですよね。
電源管理から設定 |
残り待ち受け時間がわかる |
STAMINAモードの設定は、設定アプリの“電源管理”から行ないます。電源管理では、残り待ち受け時間が大きく表示されているので、通知領域のアイコンによるバッテリー残量よりも詳しく分るので、あとどれくらい使えるのか参考になります。
スリープ中の制限アプリの設定 |
アプリ一覧から選ぶ |
STAMINAモードは、電源管理にあるスイッチをオンにするだけで利用できますが、標準ではすべてのアプリがバックグラウンドでの通信が可能な設定になっています。
制限したいアプリは“動作を制限するアプリ”から選択しましょう。
アプリは“かんたん登録”と“すべてのアプリ”ふたつのタブで分かれています。かんたん登録にリストアップされるアプリは、Xperiaが電池の消費量を自動で測定して、電池消費量の多いアプリをピックアップしたもの。かんたん登録にないアプリを通信制限したい場合は“すべてのアプリ”から選べます。
これで、STAMINAモードがオンの状態のときには、スリープ時には指定したアプリは通信を行なわなくなるので、バッテリーの消費を抑えられます。
電池残量でSTAMINAモードをオンに |
バッテリーが多く残っているときなど、STAMINAモードにしたくないという場合は、“STAMINAモードを開始する条件”をタップ。スライダーでSTAMINAモードをオンにするバッテリー残量が指定できます。ここで指定したバッテリー残量になると、自動でSTAMINAモードに切り替わるので便利です。
また“画面の省電力設定”をオンにすると、高画質モードをオフにしたり画面スクロール時のアニメーションなどでフレームレートが下がった設定になり、画面オフの状態でもバッテリー消費が抑えられる設定となります。
すべてのアプリを指定しまうと、メールやSNSなどのメッセージを着信できなくなるので注意。いくつか指定してみて、自分の利用状況に合ったSTAMINAモードにカスタマイズしてみましょう!
※Xperia Z3 SO-01G/Android4.4.4で検証しました。
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