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7.5mセルフィー棒が水中撮影キットで超絶進化!単体販売を熱望

2015年08月26日 13時00分更新

 『シーピープラス2015』でセンセーショナルに筆者のハートを打ち抜いてくれた7.5mの自撮り棒(セルカ棒、セルフィー棒)であるルミカ『Birds iRod 6G-7500』。すでに週間リスキーで詳細なレビューを公開しているので、詳細についてはそちらを見てもらうとして、今回はそのパワーアップキットとして、8月末に発売される水中撮影キットをチェックしてこう。なんか、急にルミカさんちから届いたので勢いである。

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↑『Birds iRod 6G-7500』を伸ばしたところ。フルに伸ばすとしなりすぎるので、5mくらいに留めるとガチっと安定してイイ感じの製品。

 『Birds iRod 6G-7500』自体、パッと見は力技の完成形みたいなイメージをもってしまうが、実際に使用してみると、地上から安全に屋根の上をチェックできたり、墜落の危険性もなく鳥瞰映像を記録できたりする。3mくらいだとほとんどしならないため、筆者宅でときおり干し竿的に運用されていたり、ストロボを天高くにマウントしたりといったシーンまで活躍し続けている。

 さて、水中撮影キットは『Birds iRod』とのセット販売でかつ受注生産方式を採用しており、アタッチメントケーブル版とGoPro防水マウント+ケーブル版のふたつがある。ポイントはアタッチメントケーブルだ。

 アタッチメントケーブルの中身はWiFiアンテナ。『GoPro』などのアクションカムのほとんどはスマホとWiFi接続して操作・プレビューのチェックが可能だが、待機中であってもアクションカムやスマホのアンテナ性能の影響を受けやすく、録画開始程度ならばいいが、スムーズなプレビューもと考えると5m前後が限界であることが多い。

 また、水中になると電波の減衰が著しいため、水没させる前に録画を開始して、あとから録画されたものをチェックするといった必要性があった。この部分を物理的にアンテナで解決したのが本製品というわけだ。届いたものはGoPro防水マウント+ケーブル版だ。

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↑GoPro防水マウント+ケーブル版。ケーブル長は7.5m。
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↑『スポーツCAM』という『GoPro』のそっくりさんも同梱されていたのだが、あまりにそっくりすぎるので出自が気になる。また水中ハウジングは『GoPro』用のもの。
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↑スポーツCAM用アプリ『iSmart DV』でさっそく接続具合をチェックしてみた。スマホから思いっきり離れているが、プレビューのフレームレートは高いままだった。なにこれ便利。
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↑アタッチメントケーブルの先端はステレオプラグ形状になっているが、これはスマホと固定するためだけに用意されている。
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↑水中の場合も遅延・切断もなくプレビューを確認できた。感覚的には真横にアクションカムなどがある状態で、フレームレートは15〜20fpsは出ている印象だった。さて、なんかすごい撮影状態も写り込んでいるのだが、その動画はちゃんとある。当然じゃあないか。

 その撮影動画。スマホ側にもフレームレート高めでこの映像がきていた。小便利なアイテムである。あと、なにやら別の人も写り込んでいるが気にしないこと(編注・ロケ先でたまたま撮影していた方たちに交渉したそうです)。

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↑『Birds iRod』シリーズとの併用だと、プレビューを見ながら指示を出す側も『Birds iRod』を持って動かす側も、安全な距離をキープできるのがいちばんの魅力。

 勘の良い方であればすでに気がついているとおもうが、アタッチメントケーブルをWiFi機器に接続すれば、何にでも利用できると思ったのではないだろうか。正解だ。アタッチメントケーブルをペタっと密着しておけば、何にでも活用可能であり、水中撮影だけでなく、地上においても確実にプレビューをチェックしたい場合や電波の抜けが悪い環境下でWiFiをキャッチしたりと幅広く活用できる。

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↑アタッチメントケーブル版は写真中央のアンテナ末端部とケーブルのセットになる。お風呂に置いてみたら電波強度がよくなったので、アンテナ単体だけでも活用できるシーンはとても多そうだ。

 『Birds iRod』向けの水中撮影キットを試してみたが、アタッチメントケーブル版は水中撮影だけでなく、地下会場での電波確保やお風呂での快適なWiFi環境構築など、ケーブル単体でも活用の幅の多い製品だと感じた。現時点では、上記のように『Birds iRod』シリーズとのセット販売+受注生産となっているが、業務的に見るとやはり出番が多そうな印象なので、アタッチメントケーブルの単体販売を期待するばかり。なぜなら、超欲しいからだ。

■関連サイト
ルミカショップ

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