8月20日よりスクウェア・エニックスからiOS端末向けに配信開始となった『FINAL FANTASY VII』。容量も約1.8GBとかなり大きく、ダウンロード時には4GBほどの空き容量が目安とのことでした。また、推奨端末もiPhone 5s以降、iPad 第三世代以降、iPad mini 2以降となっており、果たしてiPhone 5などの端末ではどの程度動くのでしょうか。
別に人柱!ということではなく、純粋にFF7が好きな作品ということもあり、私の愛用のスマホ(iPhone 5)でソッコーでダウンロードしてプレイしてみました。なぜ、IT系の情報誌で仕事をしているのに8月21日現在最新のiPhone 6などを使用していないのか、そもそも5sですらないのかは置いておいて、インストールしてみました。
まずはスタート画面。オリジナル版であるPlayStation版と似たような雰囲気。iCloud表記があるので、クラウドに保存(主人公じゃないよ)して機種変更した際でも引継ぎできるシステムなようです。
ゲームを開始すると最初はムービーからはじまります。iPhone 5でもエアリスからミッドガルの全貌までぬるぬるムービーが動きます。端末が熱くなるということはないですが、私のハートがアツくなってきました。
列車から降り、ついに操作可能に。操作自体はほかのFFリメイクシリーズでも同様な形式で、画面に仮想の操作パッドが表示されています。PlayStationで発売されていたので、画面上部にもいくつかボタンが配置されています。
基本的な操作性に関してですが、コンフィグなどでいじっていない初期状態ではキャラを操作する操作パッドはアナログ使用。パッドからスワイプすれば動かしたい方向に動かせます。特に不自由もなく操作性が悪い…ということはありませんでした。
魔晄炉から脱出するときにタイムリミットがありますが、それに焦るということもなく、本当にそのままの感覚で操作できましたよ。
メニュー画面。こちらはオリジナル版とはほぼ変更ナシ。フォントが若干変わったくらいです。
後述する戦闘でもそうですが、メニュー画面や名前を決めるときなどは操作する仮想パッドが十字キーに切り替わります。
戦闘画面でも同様に十字キーでカーソルを選択し右下にあるAボタンで攻撃。ちなみに、Aボタンを押しっぱなしにすると最速入力ができ、序盤は“たたかう”を押しっぱなしでもなんとかなります(機械相手はサンダーのほうが効率良いですがね)。
戦闘中もカメラアングルが切り替わり、敵自体の固有アクションなどもそのまま収録されていました。
“まほう”使用時も効果音などそのままで発動します。
戦闘終了後のファンファーレでは各キャラクターがもちろん動きます。クラウドの武器を振り回すのもそのまま。
メニュー画面などでも同様ですが、フォントは変更されています。ただ、きれいなフォントなのでスマホの画面でもかなり見やすいです。
と、駆け足でプレイしてみましたが、推奨端末ではないiPhone 5でもムービー、戦闘、フィールドと特に不自由なくプレイできました。とは言え、一応私の端末ではプレイできただけで、推奨端末ではないと動作が遅くなったりする影響があるかもしれないのでご参考までに。
『FINAL FANTASY VII』
●スクウェア・エニックス
●価格:1800円
●対応OS iOS8.0以降
■関連サイト
・フルリメイク版『FINAL FANTASY VII』ティザーサイト
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