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KDDIでモノづくり、東急と街づくり スタートアップ注目の支援プログラム締切間近

2015年08月15日 19時00分更新

 大企業によるスタートアップのためのスタートアップの事業に対して経験によるメンタリングや横のつながりなどで支援するインキュベーションプログラム、おもに資本や業務提携を前提に支援をするアクセラレータープログラムが活発になってきている。締め切り間際の注目プログラムを紹介しよう。

 ひとつはインキュベーションプログラムとして、8回の開催実績をほこるKDDIの“KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)”が第9期プログラムの参加チームを2015年8月17日(月)まで募集している。支援するメンターにはグーグル、住友不動産、大日本印刷、三菱UFJニコスなど18社が参画する。

 今まではソフトウェアが中心だったが、今期からはモノづくりのスタートアップを支援する“ハードウェアプログラム”を枠として新たに実施する。従来のプログラムは10月上旬から3ヵ月、ハードウェアは9月上旬から6ヵ月のメンタリングを実施し、DEMO DAYにて成果を発表する。

アクセラレータープログラム

 もうひとつは、東急電鉄とIMJ Investment Partnersによる“東急アクセラレートプログラム”で、8月28日(金)までエントリーを実施している。鉄道インフラを含めた東急グループの豊富なリソースを利用することを前提としたビジネスプランコンテントだ。

 何より魅力的なのは、採択された支援企業とは実際に東急グループ内にて実地のテストマーケティングが行なえるという点。駅や商業施設を利用していっしょに街づくりが行なえるという、スタートアップでは早々にできない規模でのビジネスが可能だ。テストマーケティング後に、業務提携などの検討に入る。

アクセラレータープログラム

 すでに実施されたものや締め切りは過ぎてしまったものには、森永製菓、学研、ダイドードリンコ、中古自動車販売のガリバーのアクセラレーターや、オムロン、第2期IBM BlueHubのインキュベーションなど、スタートアップだけでは経験できない魅力的なプログラムも登場している。ほかにもマイクロソフトも長年、アクセラレーション、インキュベーションプログラムを実施しており、Microsoft Venturesとして世界規模でスタートアップの支援をしている。

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