JEITA(電子情報技術産業協会)とCIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)は、2015年6月の移動電話国内出荷実績を発表した。国内メーカーのスマホ出荷台数は175万3000台と、前年同期比156%と復調、5ヵ月ぶりに100万台を超えた。なお、4月~6月の累計出荷台数は268万8000台と前年同期比で134.1%となっている。
↑移動電話国内出荷実績推移 |
単月のスマホ比率は66.7%と2015年5月の46.2%から大幅に向上。これにはフィーチャーフォンタイプながらAndroid OSを搭載する、いわゆる“ガラスマ”2機種をドコモが6月に発売し、LINEなどSNSツールを利用したいユーザー層の乗り換えが進んだことや、シニア向けスマホへの乗り換えも進んでいることなどが理由と思われる。
↑スマートフォン比率推移 |
auに続いてドコモもAndroid OS搭載フィーチャーフォン型スマホを発売。 |
↑移動電話国内出荷実績の年度推移 |
なお、MM総研が5月に発表した2014年度通期のスマートフォン出荷台数シェアでは、アップルのiPhoneが56.1%と国内メーカーを圧倒している。
■関連サイト
・JEITA(電子情技術産業協会)
・CIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)
・MM総研
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