Xperiaは単体で利用するだけでなく、ヘッドホンやスピーカー、外部モニターなど各種周辺機器と連携させて活用できます。こういった外部機器との連携をワイヤレスで手軽に行なえるのが“Throw”機能です。
まずは設定アプリから“Xoeria接続設定”→“Throw設定”へとアクセスしましょう。
Throwの設定 |
さらに“Throwについて”→“はじめに”をタップすると、解説ページへと飛びます。
機器は大きく分けて3種類 |
接続可能な機器は“テレビ”、“スピーカー”、“ヘッドホン”の3種類。それぞれ接続するためのワイヤレス機能が違っており、テレビの場合は“スクリーンミラーリング”と“DLNA”の2種類が利用可能です。
PCのDLNA機能をオンに |
DLNAは同一ネットワーク内で音楽や画像、映像などをほかの機器へ送受信して遠隔操作できる規格です。最近のネットワーク対応テレビなどに登載されているほか、Windowsのメディアプレーヤーにも互換機能があります。つまり、Throw機能を使えば、Xperiaで撮影した写真や動画をパソコンへと飛ばして、遠隔表示ができるわけです。
実際にやってみましょう。まずは、PCのメディアプレーヤーを起動させ“ストリーム”の機能をオンにします。
Throwボタンをタップ |
次に、Xperiaのアルバムアプリで遠隔表示したい写真を選び、画面上部にある“Trow”ボタンを押します。そのまま、接続可能な機器をタップで選択しましょう。
ワイヤレスで写真を表示 |
するとPCに自動で選択した写真が表示されます。Xperiaの画面をスワイプして写真を切り替えると、PCの写真も自動で切り替わりました。
動画も出力可能 |
写真だけでなく、動画も同じように、Throwボタンからワイヤレスで出力できます。スマホ側から一時停止や、スライドバーで再生位置のコントロールにも対応しているので、スマホより大きな画面で動画をチェックしたいときに便利です。
DLNAはPCやテレビ以外にも、据え置き型のゲーム機なども対応しており、意外と利用できる機器は多いものです。自宅で“Throw”ボタンをタップして、写真や動画が遠隔操作で出力できる機器がないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。
※Xperia Z3 SO-01G/Android4.4.4で検証しました。
■関連記事
ソニーモバイルコミュニケーションズ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります