あと1ヵ月! さて、いま契約してる『hulu』はどうしようかな……
世界最大級の動画配信サービス『Netflix』日本版が9月2日に開始することが4日、わかった。月額会員制で、料金は未定。競合huluは月額933円。パソコン、スマホ、テレビ、いつでもどこでも見られるというのが売り。
現在、SFアニメ『シドニアの騎士』とコラボレーションした告知動画がYouTubeに上がっている。同作は日本のアニメとして初めてNetflixで海外配信されたタイトルだ。
Netflixはビデオレンタルから始まった |
写真:Shardayyy |
9月2日からはオリジナルドラマ『デアデビル』『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』『マルコ・ポーロ』『センス8』『ザ・リターン』、フジテレビ制作のドラマ『アンダーウェア』、人気番組『テラスハウス』新作などを主に配信する。
以後は邦画や洋画、日本のテレビドラマなども拡充予定とのこと。
Netflixがフジテレビなど日本のパートナーと組み、どれだけコンテンツを集められるか注目したいところ。huluは小林正樹『切腹』のように良作が入っているのがうれしかったからだ。この世界もやっぱりコンテンツとプレイリスト勝負になるはず。
あとhuluが素晴らしいのは日テレの協力により昔のコナンくんが見られるところだ。おかげでこのごろ、帰宅後コナンが止まらないのだ。初期は阿笠博士が「パソコン通信をやっとるんじゃがな」とか言ってたまらないのだ。
ていうか初期コナンは最高なのだよ。
伝説のホラー回『図書館殺人事件』『青の古城探索事件』もあるし、『名家変死事件』みたいな素晴らしい回もある。『ピアノソナタ「月光」殺人事件』とともに、探偵が犯人を追いつめることの意味を問いなおす名エピソードなのよね。自殺ダメ絶対。
あと『人気アーティスト誘拐事件』ね。「俺たちはひょんなことからTWO-MIXの高山みなみさんに出会った」とか言うわけよ。もうここおっさんしか興奮してないよ。タイトルの雑さもたまらないのよね。『列車トリック殺人事件』とかどんだけだと。
要所要所に出てくる小さなボケも好きだ。『Orange GIII PowerBook』という謎のノートパソコンのCMが流れてたりする(ミステリー作家失踪事件)。1998年、まだPowerBookの時代だったのよね……作品中でもファックスで原稿やりとりしてるし。
あとねー劇場版コナンもいいんだわ。これもやっぱ初期が最高。初代にして不朽の名作『時計じかけの摩天楼』、怪盗キッドの変装が見どころの『世紀末の魔術師』、そしてアクションシーンの盛り上げ方が最高な『天国へのカウントダウン』(ちなみに『摩天楼』とリンクしている)。『ベイカー街の亡霊』はバーチャルリアリティの世界っていう舞台が挑戦的でおもしろかった。このへん全部huluで見ている。
途中からコナンの話しかしてない気がする。黒ずくめの男に毒薬を飲まされて目がさめたらコナンのことしか書けない体になってしまっていたのかもしれない。あとhuluは初代マッドマックスの配信権を再獲得しよう。現場からは以上です。
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