Akihabara District at Night / IQRemix |
パソコンが売れない、スマホもコモディティ化で上げ止まりだ、なんて言われているけれど、それでも勝者は生まれる。
7月29日のWindows10のローンチを前に、慌ただしく3回もInsider Preview版のアップデートが連発されたり、目に見えて完成度が上がってきたりと、新しいOSの発売直前のムードが漂ってきています。編集部でも、InsiderPreviewを準メインOSとして使う人が増えてきました。OSとしてのWindows10は、現状アクティブ稼働数では最大シェアといわれるWindows7を超える良いOSになりそうな感触がある、というのが率直な感想でもあります。
では、いざWindows10がローンチしたあと、勝ち残るメーカーはどこなのか?最新のメーカー別勢力図を見ると、その差は思った以上に広がっています。
BCNがまとめた2015年上半期の最新調査によれば、シェア比率は以下のとおり。
データ提供:BCN |
国内メーカーのブランド強しを認識せざるを得ないランキングではありますが、2014年から2015年にかけて一気にシェアをのばしたのはNECでした。上期から下期にかけて2.2ポイントのシェアを伸ばしたあと、2015年上期でさらに1.4ポイント伸ばし、すでに1ブランドで市場の4分の1以上を占めるという状況になっています。
数字を追う限り、このシェア拡大のワリをもっとも食ったのは富士通。2014年下期で3ポイントも市場を奪われている形です。2015年上期では少し戻したものの、シェアが近い東芝との順位は逆転したままです。
ご存知のとおり、NECとレノボはもはや同じグループ。グループ全体でまとめて考えると、国内市場において36.6%のシェアを持つというトップシェア企業になっているという状況もあります。もちろん、2番手には2番手の、3番手には3番手の戦い方がありますけどね。
ちなみにWindows10は7月29日にローンチしますが、Windows10プリインPCが各社出揃うのは今秋近くになる見込みです。
いま販売中のWindows8.1モデルも十分性能は高いわけで、むしろ値ごろ感ある8.1モデルを安く購入して、無料アップグレードで快適なWindows10化して使う、というのは結構賢い買い方だと思いますよ。
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