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電子工作の違法無線にさよなら Cerevoが新ブランドで『技適取得済み無線LANモジュール』発売

2015年07月07日 14時30分更新

 ネット接続家電のベンチャー、Cerevoは7月7日、新ブランドとして『Cerevo Maker series』を立ち上げ、メイカーズ向けのモジュールなどを供給をしていくことを発表。

 第1弾製品は、電子工作やハードウェアスタートアップのプロトタイピングの際に役立つ技術適合取得済みの小型無線LANボードのセット『CDP-ESP8266』。内容は、802.11b/g/n対応の小型無線LANモジュール『ESP-WROOM-02』と、実装する際に使うブレイクアウトボードのセット。価格は1つあたり842円(税別)。『ESP-WROOM-02』単体も710円で販売するほか、大口注文については100個注文時(685円/個)や1000個注文時(673円/個)などの特別価格での提供も行なう。

Cerevo Maker series CDP-ESP8266 ESP-WROOM-02

●製品スペック
無線LAN IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz)準拠 SSL/TLS 対応 TCP/IP スタック搭載 認証方式: WPA/WPA2 対応 暗号方式: WEP/TKIP/AES 対応 動作モード: AP, STA, AP+STA
インターフェイス SDIO、SPI、UART、I2C、I2S、PWM、GPIO 等
電源電圧 3.0-3.6V
無線LANモジュールサイズ 25(W)×14.5(D)mm
ブレイクアウトボードサイズ 26(W)×25.5(D)mm

 技適取得済みのため、テスト実装などの際に違法無線になることなく、安心して無線LAN機能を追加できるという、”わかる人にはわかる"渋いパーツだ。 

 リリースによればCerevo Maker seriesは、ハードウェアスタートアップとして、この分野を志す人たちの側方支援をするブランドを目指している。今後、今回のようなモジュールやキットなどのハードウェア製品に加えて、開発に必要なソフトウェアやライブラリ提供、ノウハウ提供といったことも実施していくそう。
 ハードウェアスタートアップを支援するコミュニティづくりやノウハウ提供を手がけてきたCerevoらしい取り組みだ。

●関連サイト
CDP-ESP8266製品販売ページ
 

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