世界150ヵ国以上で1300万ダウンロードを達成し、海外ユーザー比率も95%をほこる日本発スマホゲームアプリ『Brain Wars』を展開しているトランスリミットが最新作を発表。線を描いて2つのボールをぶつける脳トレアプリ 『Brain Dots』をAndroid、iOS向けにリリースした。リリース時点で15言語に対応するなど、世界での展開を狙っている。
Brain Dotsは用意されたペンで線や図形を自由に描き、青と赤の2つのボールをぶつけるとクリアーとなる脳トレ系ゲーム。300以上用意されたステージにはさまざまな地形や効果が用意されており、ひらめきを発揮しながらゲームを進めていく。ペンも25種類以上あり、それぞれ効果が異なる。プレイ動画の録画機能もあり、自分のプレイを確認したり、ソーシャルで共有が可能だ。
開発元のトランスリミットによると「企画段階から海外での展開を意識して、サービスを設計している。(国内のみに比べて)海外は圧倒的な規模の差がある。ユーザー数は10倍以上のポテンシャルの開きがあり、日本国内の上限が3000万から4000万ダウンロードといったところに対して、それ以上のダウンロード数が目指せる。ただし、世界のインターネット通信環境のことを考慮したサービス設計にする必要があったり、マネタイズのしづらさから提供できるサービスが絞られてしまう」と、海外市場で戦うメリットとデメリットを語る。
Brain WarsとBrain Dotsの違いについては、「Brain Dotsは、世界のインターネット接続環境差を考慮して、基本的にオフラインで楽しめるものを目指した設計している。Brain Warsは対戦ゲームなだけに勝者と敗者に分かれてしまうが、Brain Dotsはひとりでこつこつと進めるゲーム性なので、Brain Warsよりも幅広い層に受け入れられると考えている」という。今後も量より質を優先し、サービスを増やしていく方針だと語った。
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