週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ダニー・チューの世界OTAKU紀行20

ニッポンで居心地のいいオフィスをつくろう!

2015年07月08日 13時45分更新

Culture Japan Office over the years

 

ダニー・チューの世界OTAKU紀行20
↑みらいちゃんとシンガポールの観光名所『マーライオン』を見物中。

 今回は弊社のオフィスのお話です。念願の“正式オフィス”獲得に至るまでには、幾多の苦難を乗り越えなければなりませんでした。Mirai株式会社が設立されたのは2007年。僕のモットーは“あるもので何とかする”だったので、最初は自宅の3階にオフィスを構え、Amazonやマイクロソフト時代に稼いだ資金をもとに、ウェブコンサルティングを始めました。

ダニー・チューの世界OTAKU紀行20
↑最初期のオフィス。この頃からフィギュアだらけです。

 以来、ウェブ開発やテレビ番組製作、グッズ開発、ドール製作等とさまざまな事業に乗り出し、スタッフやワークフローが変わるたびに、3階→1階、1階→2階へと移動、スペースの効率化を図ってきました。本格的なドール製作が始まった2014年2月頃には、さらに1階に工房を設置。その後、作業効率改善の為に頻繁に模様替えをしましたが、スペースには限りがあり、最終的には風呂場や玄関、寝室も在庫部屋に!

 ドール販売初期は、在庫置き場が極端に不足していたので少量生産しかできず、少しでもスペースを稼ぐ為、僕と妻は自宅兼オフィスを出て、近所の小さなアパートで暮らしていたこともありました(ToT)

ダニー・チューの世界OTAKU紀行20
↑スマートドールが生まれる新Miraiオフィス。大半をスマートドール関連が占めています(写真は2014年末時点のものです)。

 念願のオフィス移転が叶ったのは2014年8月頃。でも移転先を探すのは決して楽な作業ではありませんでした。外国人であることから門前払いを受けたり、僕個人の収入が低いため大家さんから信用を得られず、日本人の保証人を要求されるなど、枚挙にいとまがありません。

ダニー・チューの世界OTAKU紀行20
↑商談や休憩、撮影、プチイベント等にも対応できる広々としたラウンジエリアです!(写真は2014年末時点のものです)

 新オフィスの玄関付近にある広々としたラウンジは、商談エリア。スマートドールファン達が集うプチパーティー『CJナイト』の開催や、近々制作を開始するテレビ番組『カルチャージャパン』第3期の撮影場所としても使う予定です。奥は事務・ITエリアとドールエリアで、在庫品は日が当たらない最奥部で保管しています。机や収納箱、展示ケース、本棚等、家具の殆どはIKEAで購入! センスが良く、安価で品揃えが豊富なので重宝しています(^^)

 さて、次回はスマートドールのパッケージへのこだわりについて、お話したいと思います。

ダニー・チューの世界OTAKU紀行20

Next→かわいく進化したスマートドールの新パッケージ

■関連サイト
smartdoll.jp
Smart Doll by Danny (@MiraiRobotics) | Twitter

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります