これってつまり、ツイッタートレンドがニュース専門に切り分けられた感じ?
30日、Twitter上で、その瞬間に多くの人々の関心を集めているニュースがすぐにわかる「ニュース」機能の提供が開始された。まずはiOS版のTwitter公式アプリのみで近々Android版も提供予定だという。
ニュース機能は日本でのみ対応。iOS版のTwitter公式アプリに新たに5つ目の「ニュース」タブが追加され、話題になっているニュースを一覧で見れる。
見出しをタップすると、ニュース冒頭部分、全文記事へのリンクが確認できるほか、関連する他のニュース媒体の記事や他の利用者のツイートが確認できる。
ニュースキュレーションアプリのSmartNewsのようにスマートモードがあるわけではなく、現状ではあくまでニュース関連のTwitterトレンドが閲覧できるような形だ。現状ではユーザーが自分で個別の表示を選ぶことはできない。あくまでその時点で多くの人々が興味を持っているニュースが出てくる。選ばれるサイトの基準などは不明だ。
Twitterらしい部分としては、ひとつのニュースに関するユーザーのツイートをまとめて読みやすくなっている部分と、詳細ページから簡単に記事についてツイートできるところだろうか。(ちょっとNewsPicksっぽい)
中央のタブをタップすると、最新のニュースが関連ツイート数とともに表示される |
ニュースの簡易表示の下で、関連記事やユーザーのツイートが閲覧できる |
どんなニュースが注目されているのかわかる機能を作った理由は、「世界各地から毎日集まる5億件以上のツイートの中には、多くの人々が興味を持っているニュースのツイートもたくさん存在します。しかし、複数のニュースアカウントをフォローしていても、どの情報が今現在の大きなニュースなのかはわかりません」と記している。
今年2月にはSmartNewsが日米で1000万ダウンロードを集め世界的な支持を広げており、さらにFacebookが先月発表した新サービス『Instant Articles』では、プラットホーム内部でのニュース配信が始まるなど、ニュース閲覧に関する競争は激化しつつある。
今回のニュース機能は、「日本の皆さんに役立つサービスとなるように開発」されたということだが、さらなる展開があってもおかしな話ではまったくないだろう。というかそうなったら面白い。情報取得のツールとしてさらに便利に、利用しやすくなるなら、みんな歓迎のはずだ。
画像:Twitter
■関連サイト
Twitter
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります