Apple Watchはコンピューターである。
わかっちゃいるけど、こんな動画を見せられたら、いっちょなんかやってみるか、という気になってしまうでしょう。
Apple Watch上で19年前のMac OS、Macintosh System 7.5.5を起動する動画が公開されました。ノリでつくっちゃったのはニューヨーク・ブルックリンのアプリ開発者、Nick Leeさん。watch OS 2上のMini vMacエミュレーターで動作しているとのこと。
エミュレーターの画面が起動。 |
しばらく待つと……懐かしのMacOSの起動画面が! |
この画面の大きさだし、キーボードやマウスもないわけでナニができるわけでもないし、個人的にオールドマックへの思い入れが特に強いわけではないけど、やっぱりテンション上がりますよ。こういうハックは(色々ダメなところもありますが)楽しい。
1996年といえば、アップルはビジネス的に苦境に立たされていて、再建屋のギル・アメリオがCEOに就任した年。翌年2月には当時スティーブ・ジョブズが経営していたNeXT社を4億ドルで買収してジョブズがアップルに復帰するという、アップルにとっては色々な節目のタイミングでもあるんですよね。
20年のときを超えて古いOSが動くことにロマンを感じるギークなら、1分51秒の動画をワクワクしながら楽しめますよ、きっと。
●関連リンク
Video of 20-Year-Old Mac Operating System Running on an Apple Watch(MacRumors)
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