週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

のっけから超安め!Braswell搭載の2in1 PCが日本エイサーから5万円台で登場

2015年06月23日 12時15分更新

 日本エイサーは11.6インチ液晶を採用するモバイルノートPCを2機種発表した。Aspire R3シリーズでは360度回転するタッチ液晶を搭載する2in1 PC『R3-131T-N14D/B』(7月10日発売予定)、Aspire E11シリーズからは『ES1-131-N14D/K』(6月24日発売予定)が登場。

Aspire R3 R3-131T-N14D/B

日本エイサー

  R3-131T-N14D/Bはタッチ対応の11.6インチ液晶(1366×768ドット)を搭載し、液晶をぐるっと回せばタブレット形状でも使えるのが特徴。CPUはBay Trailの後継にあたる、Braswell世代のCeleron N3050(2コア/2スレッド、1.6GHz、最大2.16GHz)を採用する。Braswellは14nmプロセスで製造される、Atom x5/x7(開発コードネーム:Cherry Trail)と基本的な構造は同等の新世代SoCだが、それらに比べてSDPが高い(Cherry Trailは2W、Braswellは3もしくは4W)。Bay Trailと同様、基本的にはファンレスで運用され、低価格帯PC用CPUとしていずれほかのPCメーカーからも搭載モデルが出てくるだろう。

日本エイサー
日本エイサー
日本エイサー

 R3-131T-N14D/Bの想定売価は5万5000円前後(税別)とタッチ対応の2in1 PCとしてはかなり安い。メモリーは4GBとWindows 8.1 Update(64ビット)を動かすには十分な量だが、ストレージは500GB HDDなので携行時はSSD機より慎重に持ち運びしなければならない。重量は約1.58kgとモバイルPCとしてはやや重めで、サイズは約298(W)×211(D)×20.9(H)mm。公称バッテリー駆動時間は約8時間(4セル)。メインマシンではなく、サブマシンとして購入するのが吉だろう。

 なお、インターフェースはギガビットLANに、SDカードスロット、USB3.0、USB2.0、HDMI出力を備え、モバイル機としては必要十分。通信機能はIEEE802.11b/g/n/ac無線LANとBluetooth 4.0に対応しているのがうれしいところ。

Aspire E11 ES1-131-N14D/K

日本エイサー

 ES1-131-N14D/KもR3と同様、Braswell世代のCeleron N3050を搭載し、4GBメモリー、500GB HDDという仕様。11.6インチ液晶(1366×768ドット)はタッチに非対応だが、価格は1万円も安く、想定売価は4万5000円前後(税別)となる。なお、OSはWindows 8.1 Update(64ビット)を採用。

日本エイサー

 インターフェースはギガビットLANに、SDカードスロット、USB3.0、USB2.0、HDMI出力とR3と同等だが、通信機能はBluetooth 4.0には対応するものの、無線LANはIEEE802.11b/g/nまでとなる。

 公称バッテリー駆動時間は約5.5時間(3セル)とセルが少ないぶん、R3よりも短め。しかし、サイズは約291(W)×291(D)×21.2(H)mmで、重量は約1.25kgと軽いのがポイント。

 なお、R3もE11もWindows 10に無料でアップグレードできる。

■関連サイト
日本エイサー

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります