カカクコムは、価格.comに掲載する約163万件の製品データベースと連携して、商品情報などが自動で入力されるフリマアプリ『フリマノ』の提供を開始した。現状、iOSのみの提供となる。出品と購入手数料は無料、販売手数料のみ販売価格の10%が必要だが、キャンペーン期間中は無料で利用できる。
フリマノ最大の特徴は製品データベースとの連携する“カンタン出品”機能だ。製品のバーコードをスマホで読み取るだけで商品情報が自動入力できる。バーコードがなくても、商品名や型番からも検索して出品手続きが可能だ。またアプリだけじゃなく、PCサイトからも出品もできる。
バーコードを読み取り、自動入力された情報をもとに商品を登録。膨大な製品データベースをもつ、カカクコムならではの強みだ。
簡単に商品詳細ページが生成される。
ここからは購入側の画面。“購入する”ボタンをタップすると、配送先の入力画面に移行。
決済情報を入力。購入代金支払いにはクレジットカードとコンビニ払いが利用可能。支払い代金はフリマノが一度預かるため、決済情報が出品者に伝わることはない。
購入が完了、この後は取引ページに移動して、配送を待つ。商品が到着したら、受取完了を伝えて、取引は完了する。
購入者が商品到着を確認した後に出品者に代金が渡る仕組みとなっている。出品者は“売上管理”ページから出金申請をして、最短即日に銀行振込かコンビニのローソンで代金を受取れる。
カカクコムは今後は価格.comサイト内に専用枠を設けて、フリマノの出品情報を見られるよう連携を強化していくとしている。既存のフリマアプリがどちらかといえば女性向けによっている中、ガジェットの製品情報が豊富な価格.comのフリマアプリはポジション取りがおもしろい。
■関連サイト
フリマノ
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