マウスコンピューターは発売を明日に控えた17日、Windows Phone『MADOSMA』のメディア向け製品説明会を開催した。
↑同社の代表取締役社長 小松永門氏が自ら製品の説明を行なった。 |
『MADOSMA Q501』はOSにWindows Phone 8.1 Updateを採用した、5インチ液晶(720×1280ドット)搭載のスマートフォン。国内では富士通東芝モバイルコミュニケーションズがau向けに発売した『IS12T』以来、実に4年ぶりとなるWindows Phone。実売3万円前後と手ごろな価格で、LTEにも対応したSIMフリー機として注目されている。
マウスコンピューターは2014年9月に8インチのWindowsタブレットを発売し、2ヵ月後の11月には10インチタブ、スティックPCを発売した。そして2015年6月18日にいよいよWindowsPhone『MADOSMA』を発売する。さまざまなWindows搭載端末を発売する背景のひとつとして、Windows 10のテーマとしている“One Windows”の思想に感銘したからと小松社長は語る。
日本国内でPCが年間1150万台、タブレットが950万台、スマホが3200万台売り上げているというデバイス売上予想があり(日本マイクロソフト調べ)、現在日本で使用されているWindows製品は7500万台と非常に多いなか、あらゆるデバイス間を連携して動くWindows Phoneは非常に魅力的だ。
そもそもMADOSMAは人とPCを近づけていく、それと同じような形で人とPCをもっとつなげていきたい、といった想いから生まれたと解説。そのうえで、Windows Phoneはビジネスで最もよく使われているWindows PCとの親和性が高く、スタート画面をカスタマイズして、アプリや連絡先、場所など、最新の情報に常にアップデートできるといったWindows Phoneならではの魅力を語った。
MVNO事業者社などとの大きな違いは、PCメーカーならではの安心サポートが提供できるということ。24時間、365日の電話サポートが受けられるほか、Windows PhoneはPCに近い動作をするため、PCに詳しい自社のスタッフが、問題の早期解決を行なえるとしている。さらに、埼玉サービスセンターで即日修理にも対応する。
説明会の後半にはMADOSMAのカスタマイズバックカバーの試作品も公開。色はオレンジとブルーの2色の提供を検討しているとのこと。また、同社のゲーミングブランドG-Tuneのキャラクター“G-Tuneちゃん”の印刷を施したカバーも展示。こちらは提供未定だが、こうしたデザインカバーの取り組みも可能ということを示した。
同社はこれまでエントリー向けのPCやゲーミングPC、タブレット、スティック型PCと数多くのデバイスを販売。今回MADOSMA Q501を発売することで、そこにスマホが加わり、ラインアップの幅がより一層広がったことになる。
MADOSMAのラインアップとしては、新OS『Windows 10 Mobile』の提供に合わせて、Q501の後継となる4~5インチ、5~7インチと映像コンテンツの視聴に適したファブレットの販売も予定している。Q501はなんらかの形でWinodws 10 Mobileのアップグレード方法を検討しているとのこと。
さらに、今回、Q501を購入した人を対象として、抽選で1000名に、2000円ぶんのWindowsストアギフトカードをプレゼントするキャンペーンも予定している。Q501はすでにダイレクトショップでの予約販売は終了しているが、一部量販店ではまだ購入できる。購入を検討している人はキャンペーンに参加して、便利なWindows Phone純正アプリを使ってみよう。
■関連サイト
MADOSMA公式サイト
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