みなさん、こんばんは。週刊アスキーの吉田でございます。さて本日、IPPAWARDSが開催しているiPhoneで撮影した写真のコンテスト「the 2015 iPhone Photography Awards」の受賞者が決まりましたよ。普段、食事や猫の写真ぐらいしか撮影していないワタクシにとっては、iPhoneでここまでクオリティーの高い写真を撮れるのは驚きですね。
iPhone Photography Awardsのウェブサイトでは、受賞作品を見られます。 |
■1位入賞 ミハル・コラレフスキー氏
(インスタグラム、ウェブサイト、プロフィール)
ポーランド出身のストリート・フォトグラファー。彼の説明によれば「どこに行っても(そこで得る)インスピレーションを拾い上げる努力」を「目をしっかり開いて次に心を奪われるイメージを見つける」ようにしているそうです。入賞作品については、ワルシャワ市内の広場で開かれている市場をぶらぶらしている時に出くわした光景のひとつで、アコーディオン弾きが伝統的なポーランド民謡を演奏している様子を見つけたそうです。その髭面のミュージシャンを見るやいなや、彼は「iPhoneで写真を撮らなければ」と直感したそうです。
■2位入賞 デビッド・クレイク氏
(Facebook、プロフィール)
UK在住のフォトグラファー。「フォトグラファーにある唯一の制約はフォトグラファー自身の想像力である」と信じ、その哲学は「英国の海岸沿いのカフェで自分のテーブルの上に散らかったパンくずを奪おうとやって来たムクドリたち」の写真を通じて見事に2位に輝きました。鳥たちの写真は一見ありきたりですが、クレイク氏が生み出した思わず見入ってしまう写真は驚くほどユニークです。「最初の鳥が着地した時にその影が後ろの白い壁に映るのを見た時に」にこの構図を思いついたそうです。「これはとらえておくべき素晴らしいイメージと直観的に思いました。そうして今度はうまくiPhoneを操作して最高の構図を見つけるわけです」とのこと。デビッド氏はiPhoneのバースト(連続撮影)モード使って、この目を見張るような写真をとらえたそうです。
■3位入賞 イボンヌ・ルー氏
(Instagram、ウェブサイト、プロフィール)
美術写真を手掛けているニューヨーク在住の台湾人フォトグラファー。フォトグラフィーを「旅をしながら出会う、それぞれがユニークで時として驚かされるような瞬間」と信じている彼女は、乗り合わせた電車の車内にいた静かながらとても魅力的なカップルの姿をイメージとしてとらえました。彼女がそのカップルに気付いたのは、ニューヨーク市内の自宅に戻る途中、電車がハドソン川の流域を走っているときでした。こうした光景をとらえるとき、彼女はiPhoneに全面的な信頼を寄せるそうです。というのも、iPhoneは被写体に迷惑を掛けずに静かに写真を撮ることができるからだそうです。また、iPhoneはInstagramのようなソーシャルサイトに自分の写真を投稿すれば、すぐに世界中の人々と共有できるところが大好きとのこと。
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