週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Amazon×Twitchに勝負をかける!ゲーム実況サービス“YouTube GAMING”を発表

2015年06月15日 15時45分更新

 YouTubeがゲームストリーミング分野に本格参戦、“YouTube GAMING”というサービスを提供することをオフィシャルブログで発表しました。

YouTube Gaming
YouTube GAMING

●YouTube GAMINGで何が変わるのか?

 “YouTube GAMING”は新しいアプリやウェブサイトとして提供され、2万5000以上のゲームタイトルごとに専用ページを持つことになり、各ページからタイトルに関する動画や実況にアクセスできます。また、ゲームの検索機能もゲームにか関わるキーワードが最適化して設定されており、例えば“call”と入力すると“Call of Duty”が表示され、“Call Me Maybe.”(カーリー・レイ・ジェプセンの楽曲で世界中でパロディー動画が作成された) は検索候補に挙がらない、といった具合。 

 ゲームの配信に関しては、事前にライブイベントのスケジュールを設定する必要がなく、単一のリンクを用いて自分の動画・実況を共有しやすくするとのこと。

●サービス開始は夏から!?

 サービスの開始は2015年の夏を予定しているようで、まずはアメリカとイギリスで開始されるようで、日本でのサービスについては明言されていません。詳細に関しては6月16日から始まる『E3 2015』で発表されます。

 また、YouTube GAMINGのサイトでアドレス登録すると、サービスが開始されたときに通知を受け取れるようです。

“YouTube GAMING”のページはこちら

●Amazon × Twitchへの対抗策か?
 
日本ではゲーマー以外にはメジャーではありませんが、欧米でゲーム動画といえば『Twitch』のこと、といっても過言ではありません。昨年、Amazonが10億ドル弱で買収したことが発表されましたが、GoogleもTwitch買収の動きがあったとされています。自社がもつYouTubeをゲームに最適化させることで、どこまでTwitchの牙城を崩せるのか、注目です。

■関連サイト
YouTube GAMING
YouTubeオフィシャルブログ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります