YouTubeがゲームストリーミング分野に本格参戦、“YouTube GAMING”というサービスを提供することをオフィシャルブログで発表しました。
●YouTube GAMINGで何が変わるのか?
“YouTube GAMING”は新しいアプリやウェブサイトとして提供され、2万5000以上のゲームタイトルごとに専用ページを持つことになり、各ページからタイトルに関する動画や実況にアクセスできます。また、ゲームの検索機能もゲームにか関わるキーワードが最適化して設定されており、例えば“call”と入力すると“Call of Duty”が表示され、“Call Me Maybe.”(カーリー・レイ・ジェプセンの楽曲で世界中でパロディー動画が作成された) は検索候補に挙がらない、といった具合。
ゲームの配信に関しては、事前にライブイベントのスケジュールを設定する必要がなく、単一のリンクを用いて自分の動画・実況を共有しやすくするとのこと。
●サービス開始は夏から!?
サービスの開始は2015年の夏を予定しているようで、まずはアメリカとイギリスで開始されるようで、日本でのサービスについては明言されていません。詳細に関しては6月16日から始まる『E3 2015』で発表されます。
また、YouTube GAMINGのサイトでアドレス登録すると、サービスが開始されたときに通知を受け取れるようです。
“YouTube GAMING”のページはこちら
●Amazon × Twitchへの対抗策か?
日本ではゲーマー以外にはメジャーではありませんが、欧米でゲーム動画といえば『Twitch』のこと、といっても過言ではありません。昨年、Amazonが10億ドル弱で買収したことが発表されましたが、GoogleもTwitch買収の動きがあったとされています。自社がもつYouTubeをゲームに最適化させることで、どこまでTwitchの牙城を崩せるのか、注目です。
■関連サイト
・YouTube GAMING
・YouTubeオフィシャルブログ
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