ドリルやガルウイング、合体メカなど、男の子の世界には問答無用でカッコいいとされるモノがあります(一部異なる意見もあります)。サイドカーもそのひとつ。かくいう私、今でも出先でサイドカー付きバイクを見かけると、笑顔で手を振りながら追いかけたくなる始末です。
前提が長くなりましたが、昔から自転車用のサイドカーはございます。具体的には市場の荷運びなどで活躍するサイドカーが装着された自転車です。これは積載量という点ではまったく不満はありませんが、モテたいという欲求とは少々ベクトルが異なる製品です。子どもや荷物を運ぶ自転車用トレーラーにもさまざまな製品がありますが、トレーラーとの距離が遠く内輪差に少々不安があります。
デンマーク発のスカンジナビアンサイドバイク製自転車用サイドカーは、バイクと同じようなクールなデザインが魅力。キットには20インチタイヤとフレームが付属し、自転車とはブラケットを通してチェーンステーで接続します。
耐荷重は45キロで、カーボン製バイクやロードバイクへの取り付けは非推奨とのこと。ブラケットの傾斜はコーナーリング時の後輪の持ち上がりを防止。さらにサイドカーと自転車の隙間は調整可能です。
ちなみに日本では、側車(サイドカー)を装着すると自転車ではなく軽車両に分類されます。自転車のみ通行が許可された一方通行の道など通行区分が一部変わりますので要注意。
↑カーボンモデル。 |
↑グラスファイバーモデル。 |
ちなみにカーボンモデルの価格は14500ダニッシュクローネ(約27万円)で、システム重量は9.9キロ。グラスファイバーモデルの価格は10500ダニッシュクローネ(約19万5000円)で、システム重量は11.9キロ。
さらにこのサイドカー、底部にレールがありオプションキットで雪道用のソリにもなります。
雪深い地方ではさらに大活躍すること間違いナシの自転車用サイドカー。少々コストはかさみますが、お子さまがいらっしゃる方にぜひ使って頂きたいガジェットです!
■関連サイト
・SCANDINAVIAN SIDE BIKE
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