前略、猫さま。あなたのことが好きですが、あなたの気持ちはわかりません。コンビニの袋をかぶったまま網戸に体当たりするとか何考えてるんですか。
『しらせるアム』は、犬や猫が装着するウェアラブルデバイス。興奮しているのか、落ち着いているのか、喜んでいるのか、困っているのか、スマホを通じて飼い主に気持ちを伝える。クラウドファンディングMakuakeの予約価格は5000円から。
加速度・地磁気センサーで計測した運動量・温湿度などの情報をインターネットに送り、データベースと照合。20種類以上の行動からどんな行動状態かを分類。要因をふまえ、「かまってよ」なのか「休憩中」なのか解析結果をスマホに通知する。
ごろーん |
開発元Anicallによれば、データベースの開発にあたっているのは脳科学分野の解析を専門としてきた博士研究員たち。通常の行動解析と同じようにデータがたまるほど「気持ち判定」の精度が高まっていくしくみだ。
デバイスで消費カロリーをみたり、外出先から犬猫が元気にしているかたしかめたり、異常な行動をしたときアラートを出してもらったりといったこともできる。
同社ではウェアラブル迷子札『つながるコル』(冒頭写真)のように、犬猫用ウェアラブル製品を開発している。ただ「気持ち」を伝えるだけでなく、病気の早期発見などにもつなげたいという。じゃないと『バウ●ンガル』っぽいものね。
そういえばDMM.make AKIBAのイベントでは心拍数から犬の気持ちを理解する『犬パシー』なんてデバイスも登場していた。ウェアラブルデバイスの本命はもしかしたらウォッチじゃなくて首輪やハーネスだったりするのかも。
犬パシー |
●関連サイト
Anicall しらせるアム
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