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「6年前のPCでも動く?」Windows 10の素朴なギモンにズバっとお答えします

2015年05月27日 18時30分更新

 新OS『Windows 10』に関する素朴なギモンをまとめてみました。

Windows10デュアルブート

Q Windows 10は誰でもアップデートできるの?

A 正規版ユーザーのみアップデートが可能


 Windows 7とWindows 8.1、およびWindows Phone 8.1ユーザーは、Windows 10提供開始後1年間、無償でアップデートが可能です。Windows RTからはアップデートできません。また、Windows Update経由でインストールするため、インターネット環境が必要です。もちろん、OSはDSP版などパッケージでも発売されますが、価格は未発表です(5月27日現在)。

Q Windows 10の必要システム要件は?

A 1GHz以上のプロセッサーと空きストレージ16GBが必要


 Windows 8.1が動くハードウェア環境とほぼ同じ環境で動作。最低でもCPUは1GHz以上、メモリーは32ビット版が1GBほど、64ビット版で2GBが必要です。ストレージは16GB以上用意しておく必要があります。
 

Q どのエディションを選べばいいの?

A 個人ユーザーならHomeかProを選択しよう


  予定しているOSの種類は全部で6種類です。

 Windows 10 Home
 Windows 10 Mobile
 Windows 10 Pro
 Windows 10 Enterprise
 Windows 10 Education
 Windows 10 Mobile Enterprise

 個人向けの製品は『Windows 10 Home(ホーム)』と『Windows 10 Pro(プロ)』、『Windows 10 Mobile(モバイル)』の3つ。Windows 8.xの無印版に相当するのが“10 Home”で、“10 Pro”はパソコン、タブレット、2in1デバイス向けのもの。一般ユーザーは基本的な機能のほか、コルタナや生体認証などにも対応しているため、“10 Home”を選んでおけば問題なさそうです。“10 Pro”はリモートアクセス機能を搭載したビジネス用途向けで、“10 Mobile”は8インチ以下のウィンドウズフォン向けのOSとなります。

 そのほか、法人向けの『Windows 10 Enterprise(エンタープライズ)』と『Windows 10 Mobile Enterprise(モバイルエンタープライズ)』、教育機関向けの『Windows 10 Education(エデュケーション)』が用意されています。

Q 6年前の自作PCでもWindows 10は動く?

A 状態によっては問題なく動く


 Windows 7が動作している6年落ちのPhenomx4 940搭載パソコンで、週刊アスキー編集部の自作チームことジサトラ班が、現在テスト版としてDL提供されているWindows 10 Insider Preview版をインストール。USBメモリーではうまく動きませんでしたが、DVDからのインストールで無事完了。Windows 7では起動も操作ももたついていましたが、Windows 10 Insider Preview版を入れることで少し軽くなるといった結果になりました。

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