唯一のKDDI(au)のMVMOだったmineoが、ドコモ回線を利用した格安SIMを9月から提供することを発表しました。これによりmineoは、コンシューマー向けとしては日本初のマルチキャリアのMVNOとなります。
タイプ | 基本データ容量 | |||
---|---|---|---|---|
500MB | 1GB | 3GB | 5GB | |
シングルタイプ (データ通信のみ) | 756円 | 918円 | 1058円 | 1706円 |
デュアルタイプ (データ通信+音声通話) | 1415円 | 1577円 | 1717円 | 2365円 |
ドコモ回線を使ったSIMの月額料金や1カ月のパケット量の上限に関しては未発表ですが、なるべくシンプルにしたいとのこと。MVNOの接続料金は、ドコモのほうがKDDIより安いので、今回発表された格安SIMは既存のmineoのプランよりも安くなる可能性もありますね。
さらに、同一住所の家族内でドコモとKDDIのmineo SIMを契約している場合、キャリアを問わずにでパケットのシェアが可能。もちろん、ひとりで複数のSIMを持っている人でもパケットのシェアが可能です。
同一住所以外のユーザーにもパケットをプレゼントできる“ギフト”も予定。今後は、mineoが運営している情報サイト“マイネ王”で、質問に答えてくれた人へのお礼としてパケットを送るといった使い方もできるそうです。
構想としては、SIMを交換せずに“最適なネットワーク”を選択できるようにしたいとも発表。もし実現すれば、場所や状況に応じてSIMを切り替えられるようになりますね。ユーザーがキャリアを選べるApple SIMのような感じを想定しているようです。
トークセッションのゲストには、mineoのCMでおなじみの有吉さんとベッキーさんが登場。進行役の人から「2人は仲がいいんですか?」という質問に対して、返答がなく場の空気が凍ったのが印象的でした。そのあと、有吉さんがいろいろと言いわけをして、結局は“なんとなく仲がいい”ということで落ち着いたみたいです。
お題に対して、「アリだぜ。」と「ナシだぜ。」で応えるコーナーも設けられました。
●2つの通信会社のサービスを選べるのはアリ?ナシ? |
↑さすがの有吉さんでも、このお題だと毒を吐けないので、素直に「アリだぜ。」にしたそうです。 |
●友人を選んだりつながったりする基準や傾向はアリ?ナシ? |
↑有吉さんは先輩は金を持っている人、ベッキーさんは一緒に居て居心地がいい人が基準になるよう。かなりハッキリしていますね。 |
●友人とシェアハウスで1年一緒に住むのはアリ?ナシ? |
↑ここで初めて意見が分かれました。ベッキーさんはシェアハウスの経験があるらしく、結婚するまでにまたシェアハウスに住みたいとのことです。 |
このようなお題が続き、最後のお題「お二人の相性はアリ?ナシ?」で、意見が分かれて、冒頭で仲のよさを聞いたときと同じ空気に……。
●お二人の相性はアリ?ナシ? |
↑ベッキーさんのナシの理由が、記念日などでプレゼントをくれないからとのこと。有吉さんが「それじゃあ商品券をプレゼントする」と言ったら2人ともアリになって平和に終わりました。 |
KDDI回線を利用したmineo SIMはこれまで、iOS 8以降を搭載したiOSデバイスで使えないという致命的な問題を抱えていました。今後はドコモ回線も扱うことで、iPhoneだけでなく、KDDIの周波数帯をサポートしていない格安SIMフリースマホも問題なく使えるようになりますね。
●関連サイト
mineo
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