みなさま、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、Appleから突如発売されたiPhone用アクセサリー「iPhone Lightning Dock」をご存じでしょうか。
iPhone Lightning Dockのパッケージ。 |
内容物一覧。 |
製品名が示すように、Lightningコネクターを搭載したiPhone用ドックなのですが、そのデザインがなんというか評価の分かれるポイントなんです。
なんとLightningコネクターが突き出しているだけ。 |
背面には、Lightningポートとヘッドホンポートが備わっています。 |
横からみるとLightningコネクターは少し傾斜していることがわかります。 |
これまでのiPhone用ドックといえば、iPhoneを設置するための溝が用意されているのが当たり前でしたが、このiPhone Lightning Dockは、Lightningコネクターがそのまま突き出ています。
こちらはApple Storeでも扱っているベルキンの「Belkin Charge + Sync Dock Lightning」というドック。Lightningコネクターが飛び出しているのは同じですが、溝や背面を支える部分があるので、iPhone Lightning Dockよりも安心。 |
つまり、iPhoneをこのコネクターめがけてぶっ挿して使うという、若干ワイルドな製品です。
iPhone 6を設置したところ。 |
側面からみるとこのような傾斜に。 |
iPhone 5sを設置したところ。 |
トータルのデザインは丸みを帯びたiPhone 6よりもこちらのほうがドックにマッチしてるかも。 |
対応機種は、iPhone 5以降と第5世代iPod touch以降。対応OSは、iOS 8以上となっています。
iPhone 6 Plusに純正のシリコンケースを装着した状態で設置。 |
側面から見るとちょっと危険な雰囲気を感じるのはワタクシだけでしょうか? |
iPhone 6やiPhone 6 Plusでは、純正ケースのように底面を保護しないケースであれば、そのままドックに装着可能です。
iPad Air 2を無理矢理装着。 |
iPad史上最もスリムなモデルですが、iPadの接続直後にiPadの重みで少し揺れるなど危険な雰囲気を醸し出します。絶対やってはダメ。 |
Lightningコネクターの1点で本体を支えているだけ。 |
充電やリモコン付きイヤホンでの操作も可能です。でも、iPadシリーズでは絶対に使わないように。 |
Lightningコネクターなので、iPad Airとかも物理的には装着できますが、見るからに危うい雰囲気を醸し出してしまいます。Dockに装着した状態で、iPadに何かが触れたり、そのまま操作していたりすると、Lightningコネクターが根元からポキッと折れそうなので、絶対にお勧めできません。
さて、このドックの背面には、Lightningポートとヘッドホンポートが備わっています。LightningポートはそのままPCや充電器に接続することで、iPhone本体の充電が可能です。
ドックに備わっているヘッドホンポートに「Apple EarPods with Remote and Mic」を接続。 |
ヘッドホンポートでは、もちろん音声の出力が可能です。それに加えて、iPhone 6シリーズなどに付属するイヤホン「Apple EarPods with Remote and Mic」を接続すれば、音量調整や曲のスキップなども可能でした。
便利かどうかはさておき、リモコンの中央のボタンの2回押しで次曲へのスキップ、3回押しで前曲へのスキップなどが可能です。 |
音量調整ボタンももちろん利用可能です。 |
iPhoneを立てかけて充電したいというニーズはあるとは思うのですが、30ピンのドックコネクター時代に比べるとコネクターの幅も小さく、iPhone本体を支える溝もないので個人的には不安で仕方ないドックです。
一方で、今後もAppleがiPhoneにLightningポートを採用し続けるのであれば、支える溝がないこともあり、機種を選ばないというメリットもあります。机の上をキチンと片付けられているようなオトナな人には、iPhoneをスマートに充電できるアクセサリーとしてお勧めかもしれません。
■関連サイト
iPhone Lightning Dock(Apple Store)
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