楽しい海外旅行と言えども、どうしてもちょっとした空き時間ができるもの。そこで今回海外旅行先の台湾から、どこでもテレビ『Slingbox M1』の視聴を試してみました。
自宅でスタンバっている『Slingbox M1』。 |
我々モバイラーが海外に着いて真っ先に行なうのはプリペイドSIMカードの購入です。国際ローミングサービスは割高ですからね。もちろんSIMフリースマートフォンは必須アイテムです。
空港内に並ぶSIMカード屋。すんごく暗いです。 |
今回は台灣大哥大(Taiwan Mobile)でプリペイドSIMカードを購入したのですが、ここで痛恨のミスが。急いでいてちゃんと確認しなかったワタシが悪かったのですが、3日使える4G LTEのナノSIMカードを購入したのに、渡されたのは5日使える3GのナノSIMカードでした。レシートには“3日300元”と記載されているので、店員さんが間違って渡したようです。がくし。
ちなみに300元(台湾ドル)は約1194円です。3日間使い放題で約1194円で使えるのですから、やはりプリペイドSIMカードは安いですね。
間違えて手渡された3GのナノSIMカード。プンプン丸。 |
手渡されたナノSIMカードが3G版だと気づいたのはホテルに向かうタクシーのなか。Slingboxの常用に耐えなかったら、改めて4G LTEのプリペイドSIMカードを入手することにして、そそくさと台灣大哥大のプリペイドSIMカードを、SIMフリーのNexus6に挿入しました。
SIMカードを挿入するだけで台灣大哥大のAPNが候補に表示されました。お手軽〜。 |
下りの実効通信速度は14.57Mbps。日本のMVNOのLTE SIMカードより速いかも!? |
Nexus6にSIMカードを挿入して端末を起動すると、台灣大哥大のAPNが自動的に表示され、すぐに通信を行なえました。Nexus6には各国のプロファイルが用意されているのですね。APNに“internet”と入力するだけでよいとはいえ、なにも設定せずにすぐに使えるのはラクチンです。
そして『RBB TODAY SPEED TEST』で実効通信速度を計測したところ、下り14.57Mbps、上り1.35Mbps。動画配信でもするわけでなければ十分な実効通信速度です。
さてAndroid用アプリ『SlingPlayer for Phones』で気になる画質を見てみましょう。
ブルーレイレコーダーのメニュー画面を表示。レコーダーの録画一覧を見られるのは、本棚を見られる級に恥ずかしいですね。 |
ブルーレイレコーダーの録画一覧を表示させてみたのですが、文字もくっきり見えて問題なし。まあよく考えると、下り14.57Mbpsって動画視聴にはまったく問題ない通信速度なんですよね。というわけで3GのプリペイドSIMカードをそのまま使うことにしました。
ハード松村オススメの阿宗麵線で昼食食べながら……。ワタシもオススメ。 |
マンゴーかき氷食べながら……。 |
路上でカフェラテ飲みながら……。 |
ホテルではMac版『Slingplayer Desktop』で……。 |
というわけで、ちょっと時間ができたらSlingboxを使い、自宅リビングに設置したブルーレイレコーダー経由で日本のテレビを楽しみました。妻はちょっとイヤそうな顔でワタシを見つめていましたけども。
ちゃんと……。 |
観光も……。 |
しましたよ! 食べまくり!! |
一泊二日の強行軍で台湾に出かけ、各所でSlingboxを使ってみたのですが、当然ではありますがトラブルはなし。日本のニュースに見入って妻と険悪になるトラブルは勃発しましたけども。
さて『Slingbox M1』を使い始めて約2ヵ月が経ち、長距離移動のお供として手放せないアイテムになりましたが、海外旅行のときぐらいはほどほどにして観光を楽しんだほうがよいですね。今回妻の機嫌を直すのに余計な散財をしたので、次回は寝る前にこっそりと日本の番組をSlingboxで楽しむことにいたします!
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