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15インチMacBook ProとiMac Retina 5Kに新モデル 感圧パッド搭載やGPUを強化

2015年05月19日 22時15分更新

 Appleは15インチ版『MacBook Pro』において新型『MacBook』や13インチの『MacBook Pro Retina』と同様の感圧タッチトラックパッド搭載モデルと、27インチ『iMac Retina 5K ディスプレイモデル』の下位バージョンを発表しました。

アップルが感圧タッチトラックパッド搭載15インチMacBook ProとiMac Retina 5Kを発表

 15インチ版『MacBook Pro』はApple独自の“Tapic Engine”をつかった感圧タッチトラックパッドを新搭載。より滑らかな操作感で、PDFなどへの電子署名などもトラックパッドをなぞることで操作できます。同社によれば、従来モデルより約2.5倍速い最大2GBpsフラッシュストレージを搭載。バッテリー駆動時間は約1時間長くなり、最大9時間のウェブ閲覧(無線LAN利用時)が可能。さらにAMD製『Radeon R9 M370X』を搭載することにより最大80%パフォーマンスが向上しているとのこと。なお、MacBook ProシリーズがAMDのRADEONシリーズのGPUを搭載するのは2011年以来となりますね。

 価格は2.2GHzのCore i7&ストレージ256GBのモデルが24万2784円。2.5GHzのCore i7&ストレージ512GBのモデルが30万5424円となっています。上位、下位の2モデルともCPUのクロック周波数は前モデルと同じですが、ストレージが高速化しているので、全体的な処理速度はアップしていると考えられます。

 同時に発表された『iMac Retina 5Kディスプレイモデル』については、従来モデルよりも若干スペックを抑えられています。具体的には、3.3GHzクアッドコアのCore i5、1TB HDDを搭載するモデルが加わりました。価格は25万7904円。従来機の3.5GHz Core i5モデルと比べると2万1600円安くなっています。なお、GPUはどちらもAMD『Radeon R9 M290X(2GB)』を搭載しています。これに伴い、従来は2モデルが用意されていた5Kではない27インチiMacは1モデルのみになっています。MacBook Proがそうだったように、将来的には27インチのiMacはすべて5Kになるのではないでしょうか。

 両モデルとも、第5世代Core iシリーズであるBroadwellでの新製品投入と見られていましたが、予想よりもだいぶ早くのリリースとなりました。ハイエンドのノートマシンやオールインワンの据え置き型のマシンがバンバン売れる時代ではないので、次期モデルはまた1年後ぐらいになりそうですね。となると1年後に登場するであろう新モデルは、第5世代のBroadwell自体をスキップして第6世代のSkylakeを採用する可能もありますね。

 どちらの新モデルも本日から直販サイトなどで発売がスタートしています。MacBook Pro、5K iMacの購入を考えていた方は、ぜひチェックしてみてください。

●関連サイト
Apple MacBook Pro製品ページ

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