みなさん、こんばんは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて本日、ヤマダ電機とソフトバンクが資本提携を発表しましたよ。ソフトバンクがヤマダ電機の株を5%持つことになり、第4位の株主となります。
具体的には、ヤマダ電機がソフトバンクを割当予定先とする第三者割当増資による自己株式の処分を実施することで、ソフトバンクは当該自己株式4832万4400株(保有割合:5.00%)を1株当たり471円、総額227億6100万円で引き受ける予定とのこと。
ちなみに、平成26年度 第3四半期報告書によると、ヤマダ電機の筆頭株主は20.83%の株式を持つヤマダ電機です。
ソフトバンクによると資本提携の目的は、少子高齢化・人口減少といった人口統計上の変化に伴う国内の経済構造の変化に加え、国内の移動通信サービス契約数が1億5512万件に達するなど各種通信サービスの普及が進み、今後の国内通信サービス市場の成長は従来よりも緩やかになるとみられることから、(1)ヤマダ電機が全国に有する店舗網を活用した移動通信サービスや携帯端末・アクセサリー、高速インターネット接続サービスなどの販売力のさらなる強化、(2)ソフトバンクグループの通信事業や自然エネルギー事業、ロボット事業と、ヤマダ電機のスマートハウス事業の組み合わせによるICTを活用した新たな市場の創造などを狙っているそうです。
平たくいうと、ヤマダ電機の店舗内でソフトバンクの売り場が増える、SoftBank光などのセット売りの強化などが考えられます。
資本提携の発表は、株式市場が閉まってから発表されましたので、ヤマダ電機、ソフトバンクとも本日の株価には影響はありませんでした。
●関連サイト
ソフトバンク(当該プレスリリース)
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