『Pasteasy - iPhoneからコピー、コンピューターにペースト』
バージョン:2.1.2
App Store価格:240円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
iPadやPCなど複数端末間で画像や文字列を即座にやり取りできる『Pasteasy』が快適すぎる!
同一WiFiのクリップボードを共有できる |
PasteasyはWiFiを利用するクリップボード共有アプリ。iOS/Android/Mac/Windowsに対応。Pasteasyを使うと、例えばiPadでコピーした文字列をWindowsの任意のアプリにペーストしたり、その逆も可能。まずはアプリ(Mac/Windowsは無料)を入れ、全端末が同一のWiFiに接続済みであることを確認しよう。
初期設定はQRコードにかざすだけとカンタン |
初めにいちどだけ端末同士を認識させる必要があるよ。メイン画面右下の“コードをスキャン”を押すと画面がカメラに切り替わるので、別端末のバーコードにかざせば認識作業は終了。あとは各端末でPasteasyを常駐させれば、毎回Pasteasyを開かずに次々とコピペできる!
iOS 7以降とOS 10.9以降なら3分の制約を回避できる |
ここで「iOSのバックグラウンド動作は3分まで」という制約を思い出した人は鋭い。もしも手持ちのiPadがiOS 7以降、同じくMacがOS 10.9以降を搭載し、さらに両端末ともBluetooth LEに対応していれば前述の制約を回避できる。iPadとMacのBluetoothをオンにするだけだよ。
コピーするだけで共有フォルダーに追加される |
あとは共有したいデータをコピペすればオーケー。共有できるデータは今のところ文字列と画像の2種類だけど、開発元によると、ZIPファイルなどその他のファイルにも対応予定とのこと。
任意の端末でコピーしたら、基本的には別端末でペーストが必要なんだけど、じつはペーストが不要な使いかたもあって、これがムチャクチャ便利! てか、まるで魔法のよう!
例えば、任意の端末で画像をコピーすると、別端末の所定の場所(iOSの場合はカメラロール、WindowsとMacはピクチャ>Pasteasyフォルダー)にファイルとして保存される。Windowsで複数の画像をコピーすると、それらの画像がiPadのカメラロールにズラズラッと保存される様子は感動! もちろんその逆も可能。もう画像の送信とか転送とかは不要ですよ。
スクリーンショットも自動で保存できる |
よくPCで作業する人にありがたいのが、iPadでスクリーンショットや画像を撮影したり、ブラウザーなどから画像をダウンロードするだけで画像をPCに取り込める点。さらにMacの場合は、事前に“Show quick preview of incoming photo”にチェックすることで、取り込んだ画像を自動でプレビューできる! スクショを撮るだけで取り込みからプレビューまでできるなんて神!
PCと連携してiPadからのアプリ入手がラクチン |
筆者のように1日に何十本もアプリをダウンロードする人に朗報なのが、PCでコピーしたURLをiPadのSafariで開いてくれる点。てことはPCで任意のiOSアプリのURLをコピーすると、iPadのApp Storeで該当アプリのダウンロードページが開くので、アプリの入手が異様にはかどる!
さらに、もしも別アプリの利用中やiPadの画面消灯中でPasteasyがバックグラウンドになっていたとしても、プッシュ通知で知らせてくれるので問題ない。通知をタップすればApp Storeに切り替わり、該当アプリのダウンロードページを開いてくれる。最高に使いやすい!
端末ごとに自動で画像を保存するかのオン・オフができる |
全端末に画像が勝手に保存されるのが鬱陶しい場合は、画像を保存したくない端末で“写真を自動的に受信”をオフにしよう。画像を保存するかどうかをそのつど選択できるよ。
コピーしたデータは、米軍などが採用する『AES128』で暗号化されるほか、クラウドを介さずWiFiでやり取りされるので漏洩のおそれも少ないし、とにかく速い。これは使わないと!
『Pasteasy - iPhoneからコピー、コンピューターにペースト』
App Store価格:240円
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:Tinker
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