Windows8.1化しても最大解像度(2304×1440ドット)をバッチリ維持しながら、Core M-5Y31(2コア/4スレッド、1.1GHz~)もファンレスな割に強気なセッティングを誇る新型MacBookですが、実際Winノートはコアi全盛だし、安さで言えばAirだってあるし・・・と悩ましい状態なのは確か。高解像度Winモバイルたちとドカーンと比較してみますよ。
●CPU性能でLet'snoteのコアMより速い新型Macbook
最近のWinモバイルの中では特別「速い」感はないMacBookですが、同型CPU搭載のLet'snote RZ4の900MHz動作に比べると、cTDP(configurable TDP=設定可能なTDP)が6Wの強気セッティングで1.1GHzどおりの順当な値。CINEBENCHの短時間では見えにくいですが、高負荷長時間のテストでLet'snoteと比較して速いままでいられるかは怪しいかもしれませんね。実際にPCMark8の動画エンコードテストではCPU温度が90度近くまで上がっていました。
●SSDはけっこう速い! がAirのほうがもっとスゴイ
体感上はもはや読み出し毎秒500MB以上のものはあまり体感できにくい側面もあり、新MacBookも当然クリアーしてます。ですが、なんでしょうSSDのモジュール差なのかファームなのか、AirやVAIO ZのほうがPCIe接続の恩恵が出てますね。
ほかにも総合性能によるコストパフォーマンスを出すテストも行ないましたが、やはりAirが強い傾向に。AirはCore i5で12万円級なので、新Macbookの16万円級では勝てるはずもないわけですが・・・「いやいやそんな見方じゃないでしょう新MacBookは!」。ハイ、ごもっともです。たとえポートがひとつでも、性能から見て割高でも、そんなことはどうでもいいんです(語弊アリ)。デザイン、所有欲、ドヤ顔ですよ。ボクもAirをBootcampしてドヤ顔してましたから。
バ、バッテリーだってこの薄さ軽さですよ?多く詰めるワケないじゃないですか。7時間もてば1日持つようなレベルですよ。ああ、Airにも目移りしてしまう。これはMacbookを買う!と決めた後にも大いに悩みそうですよ。しかしですね、Airは変わり映えしないのは確かです。解像度も低いですしね。個人的にはWQHDは欲しいんですよね。WinモバイルはとっくにRetina化は進んでますし。
と、今週発売中の週刊アスキー『新MacBook完全テスト』では、上記ベンチマークに出てくる人気Windowsモバイルノートも含め、液晶やGPU、総合性能、バッテリーの比較、ドヤ度検証から修理代まで横串でズバーっと比較してますんでぜひご覧になってください。
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