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mSATAの1TB SSDが7万円切り!?850EVOにM.2とmSATAモデル

2015年04月18日 11時30分更新

 ITGマーケティングは3D V-NANDと同社のターボテクノロジーを採用したサムスン製SSD、『Samsung SSD 850 EVO M.2シリーズ』と『Samsung SSD 850 EVO mSATAシリーズ』の販売を開始した。いずれも温度センサーを備え、70℃を超えると自動で転送速度を落とすダイナミックサーマルガード機能を搭載する。

Samsung SSD 850 EVO M.2シリーズ

850EVO
850EVO

 Samsung SSD 850 EVO M.2シリーズはType 2280のM.2モジュール(内部接続はSATA3)で提供され、シーケンシャルリード/ライトの速度は毎秒540MB/毎秒500MB。4KランダムはQD1時でリード/ライトが1万IOPS/4万IOPS、QD32時で9万7000IOPS/8万9000IOPSとなる。512MBのキャッシュメモリー(DDR3)を備え、コントローラーは“Samsung MGX”。120GBの『MZ-N5E120B/IT』(1万1800円前後)、250GBの『MZ-N5E250B/IT』(1万7800円前後)、500GBの『MZ-N5E500B/IT』(3万2800円前後)をラインアップする。

 保証期間は5年間で、MTBF(平均故障間隔)は150万時間をうたう。TBW(Total Byte Written=総書き込みバイト量)は500GBモデルが150TB、120GB/250GBモデルは75TB。

Samsung SSD 850 EVO mSATAシリーズ

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↑120GB/250GBモデルの外観。
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↑500GB/1TBモデルの外観。
850EVO

 Samsung SSD 850 EVO mSATAシリーズはmSATA接続モデル(SATA3)。ラインアップは120GBの『MZ-M5E120B/IT』(1万1800円前後)、250GBの『MZ-M5E250B/IT』(1万7800円前後)、500GBの『MZ-M5E500B/IT』(3万2800円前後)、1TBの『MZ-M5E1T0B/IT』(6万9800円前後)。

 1TBモデルのみ、“Samsung MEX”コントローラーと1GBのキャッシュメモリー(DDR2)を搭載。ほかのモデルはM.2モデルと同様、“Samsung MGX”コントローラーと512GBキャッシュメモリー(DDR3)の組み合わせだ。

 シーケンシャルリード/ライトの速度は毎秒540MB/毎秒520MB。4Kランダムのリード/ライトはQD1時で1万IOPS/4万IOPS、QD32時で9万7000IOPS/8万8000IOPSとなる。保証期間やMTBFはM.2モデルと同じ。TBWは120GB/250GBモデルが75TBなのに対し、500GB/1TBモデルは150TBと倍になる。

 いずれもノートPCで多く採用されている接続規格なので、内蔵ストレージ容量に不安を感じる人は一考してみるのもいいかもしれない。

■関連サイト
SSD 850 EVO M.2シリーズ製品ページ
SSD 850 EVO mSATAシリーズ製品ページ

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