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IoTとは 事例・市場規模・読み方も(?)全部わかる見積もりサービス:EstiMake

2015年04月10日 19時30分更新

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「IoTの製品/ビジネスを考えています!(実はどう進めたらいいのかわからないけど……)」という人や企業に朗報だ。

 9日、IoT(Internet of Things・アイオーティー)プロトタイプ製作の見積もりサイト『EstiMake』がオープンした。

 サイト名のEstiMake(エスティメイク)は、見積(Estimation)と製造(Make)の掛け合わせによる造語。その名の通り、見積りからプロジェクト全体のプロデュースまで対応してくれる。ハードウェア製作にとって難所となる、工場探しからプロトタイピング、大量生産を想定した部品調達までモノづくりをイチから手伝ってくれる。

 IoTプロトタイプを製作したいが、信頼できる製造業者を知らなかったり、価格が不透明で二の足を踏んでいたり、どれくらいの納期でできるかなどが不安であると感じている個人・会社に対して、IoT製作に関わる数々の悩みを取り除く日本初の見積サービス。

 要は、インターネットにつながった新しい価値やサービスが提供できるハードウェア&ソフトウェアづくりを、見積もりから商品化まで手伝ってくれるというわけだ。見積だけでもOKだが、見積もり後のプロジェクト化、さらには量産やビジネス化まで引き受けてくれるという。

 そもそもIoTプロダクトの製作には、インターネット、製造マネジメント、ソフトウエア、ハードウエア、無線関連の知識などが必要なうえ、複数業者への見積依頼をするだけで膨大な時間やコストがかかってしまう。また、それらの横断的な総合知識がないと、予算、納期などの制約がある中で最適解を得ることはなかなか難しいという。

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 運営を手がけるCAMI&Co.の神谷雅史代表は、企業から個人まで誰でも気軽に使ってほしいと語る。特に今後の事業拡大にあたっては、都内の企業のみならず、地域の有力企業や町工場とも連携するとのこと。「大企業から中小企業、ベンチャーや個人に至るまで幅広い方に使っていただきたい。特に地方でIoTに興味があるが、情報がないために二の足を踏んでいる方にはニーズがあるのでは。さらに海外ニーズも調査済みなので、世界へ広げる展開も考えている」(神谷代表)

 オープンイノベーションパートナーとして、TBWA\HAKUHODO\QUANTUMとも連携。\QUANTUMの運営するコーポレート・アクセラレーターとの連携をはじめ、\QUANTUMのUXデザイナーやプロダクトデザイナーによる製品化支援も可能となるという。

 資金集めや市場調査の面では、KickstarterやIndiegogoだけではなく、国内ではMakuakeやkibidangoなど各種クラウドファンディングがそろってきている状況。モノができる算段があれば、あとは製品特性に合わせて、ターゲットとなる市場を狙うだけだ。

 今のIoTを巡る状況の"おもしろさ"について、「ちょうど15~20年前くらいのインターネット周辺をめぐる状況と非常に似ている」と語ってくれたのはABBALabの小笠原氏

 世界IoT市場は、2020年には3兆400億ドルを超えるといった調査結果もあり、ビジネス的な期待に盛り上がるのもいいが、消費者として本当に楽しみなのは実際にできあがる製品だ。

 IoTがただのバズワードではなく当たり前になるためには、実際のモノが普及することが一番わかりやすい。うずうずしている企業や開発者のみなさん、モノできたら、ぜひ週刊アスキーにも教えてくださいね!

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御社の「IoTあります」を実現しちゃうよ!

画像:EstiMake、編集部

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EstiMake

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