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基本無料の『ドラゴンズドグマ オンライン』を最速体験!αテスト応募でアイテムゲットだ

2015年04月04日 19時30分更新

ドラゴンズドグマ オンライン

 4月4日、カプコンはソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下、SCEJA)と共同開発しているオンラインオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ オンライン』の最速体験ツアーを行なった。

ファイター
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ハンター
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シールドセージ
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プリースト
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 体験ツアーでは“ファイター”、“ハンター”、“シールドセージ”、“プリースト”といった基本職の4人パーティーのプレイがPS4で体験できた。私はシールドセージでプレイ。 シールドセージは一般的なMMORPGでいうところの“タンク”の役割を担う職業。R1ボタンでロッドを掲げながら敵を誘導してヘイトを取り、味方の前に立ってシールドで攻撃を防ぐのが役目。ロッドと大きな楯を持っているが、攻撃は楯のみで行なう。

 敵の注意を引くための行動や魔法は、使用し続けるごとにスタミナが消費される。スタミナは何もしていない時に、徐々に回復するが、楯を構えていると回復されない。楯で敵の攻撃ガードするとゲージが溜まり、エンチャントで味方の武器や楯に属性を付与できるのも特徴。ゲージは楯を使って大ダメージを与える攻撃にも使える。

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↑フィールドには村や町もあり、村人から情報を聞いたりできる。井戸に入ったらダンジョンに通じている、なんてこともありそうだ。
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 今回戦った大型モンスターはは“サイクロプス”と空を飛ぶ“スフィンクス”。大型モンスターとの戦闘は、ファイターが積極的に背に飛び乗って攻撃を加えたりすると、すぐにヘイトが移動してしまう。そのため、常に一定の距離を取り、スタミナに気を付けながら自分に注意を引き付けなければならなかった。

 挑発や大ダメージでヘイトを管理する一般的なMMORPGのタンクと一線画した玄人好みの仕様は、なかなかにやり応えがある。動きはすでに発売されている同名タイトルとそん色がないほど軽快で、オンラインプレイとは思えないほど遅延を感じなかった。

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 トークイベントは冒頭でSCEJAプレジデントの盛田厚氏(左)、カプコンの執行役員 CS第二開発統括 小野義徳氏(中央)、ゲストとしてKADOKAWA・DOWANGO取締役 浜村弘一氏(右)が登壇。盛田氏曰く、PS4はハードのみならずオンラインサービスの利用者が大分増えて来たとのこと。小野氏は『モンスターハンターフロンティアG』、『ストリートファイターV』とオンラインに力を入れてきたタイトルのノウハウを生かしていきたいとしたコメント。

 一方、浜村氏は本作のようにクオリティーの高いゲームがフリートゥプレイ(基本無料)として、ユーザー全員がすぐに遊べるということで、ハードウェアに大きな影響を与えることになると思うので、ぜひ成功してほしい。また、本作の魅力は従来の同名タイトルと同じくNPCのポーンを連れて歩けるところ。ふだん忙しくてあまり友達とプレイできないシングルプレイヤーでも、ポーンを連れて楽しめるのは大きいと語った。

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 次にタイトルプレゼンテーションとして、本作のプロデューサー松川美苗氏(右)と、ディレクターの木下研人氏(左)が登壇。本作の概要およびPS4版とPS3版の映像の違いについて語った。PS4版は1080pで出力ができるので、PS3版よりも高解像度を非圧縮で表示できるため、映像はクリアーで、広がりを感じるとのこと。加えて、木や岩や草と言ったアセットの奥行きも仔細に表示できるとのこと。加えて、フレームレートもPS3が30フレームのところ、PS4は60フレームに近いとのことなので、より快適にプレイしたいならPS4を選ぶのが良さそうだ。

 両方視聴したところ、明らかに遠方の風景のディテールの違いなどが異なり、PS3よりも奥行きや広がりを感じた。モンスターの動きも、よりリアルで滑らかに表示されていたのも印象的だった。PC版での映像は見ていないが、GTX900番台の映像品質を引き上げる“DSR”(参考記事)などの技術を利用して、4K液晶ディスプレーで視聴した際の画質が気になるところだ。

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 ちなみに本作はPS4、PS3、PCのサーバーがすべて同じで、一緒にプレイ可能なクロスプラットフォーム対応とのこと。プラットフォームの垣根を超えることで、より多くの友人とプレイできるのもうれしいところだ。

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 イベント終盤では、カプコンの精鋭8人によるマルチプレイのデモンストレーションも行なわれた。イベントボードでエントリーを募り、出撃を行なうロビー画面は、同社のモンスターハンターに近い。

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 モンスターが次々襲ってくる砦での攻防戦となっており、広場や砦の通路にモンスターが出現。クエストではタイムが設けられており、クリアー時間によって得られる戦功が変わるそうだ。そのため、時には8人で分かれて敵を倒す必要もあったりと、戦術性も求められるようだ。

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 モンスターが怒り状態の時にプリーストのヒールに触れると、弱点が光るとのこと。サイクロプスの場合は、両膝が光っていた。とにかく、8人のユーザーと同期しながら襲ってくる大量のモンスターが、スムーズにオンライン上で動いていたのが圧巻だった。

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  運営プロデューサーの谷中政基氏からは、アルファテストの詳細が語られた。アルファテストは4月20日(月)から4月28日(火)までで、毎日10時から20時まで行なわれる予定。ただし、アルファテストでは多人数接続サーバーの負荷テストなどを行なう予定で、可能な限りプラットフォームを絞り込みたいということで、PS3のみで行なわれるようだ。

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 キャラクタークリエイトはもちろんのこと、メインストーリーを主要メンバーと一通り出会えるところまで進められ、ポーンも1アカウント1体まで獲得できる。

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 最大100人のプレイヤーが集結する多人数ロビーも利用でき、“ファイター”、“ハンター”、“プリースト”、“シールドセージ”といった4つのジョブも自由に変更可能。レベルの上限は10としている。

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  フィールドは塞がれているところもあるが、“白竜神殿レーゼ”、“ハイデル平原”、“ブリア海岸”、“ミスリウ森林”といった4つが探索可能。3エリアのワールドクエストの解放、5拠点のボードクエスト(日替わり)の解放、大型モンスターも日々解放されるそうだ。期間の最後の方にはなると前置きしたうえで、8人マルチプレイのグランドミッションも体験してもらえるようにするとのこと。

  細かい実施スケジュールは以下のとおり。

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  すでに応募ページは公開中で、テストの募集は4月7日からPlayStationStoreにて行われる予定。当選者はサーバーの負荷状況を見て判断するとのこと。

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  アルファテストの応募者には、当選しなくても全員に序盤のゲームがラクになる『覚者スタートダッシュアイテムセット』が送られる。基本無料のタイトルなので、ちょっとでも気になっている人は、応募しておきアイテムだけでもゲットしよう。

ドラゴンズドグマ オンライン

 アルファテスト以降はクローズドベータテストが今夏に2回予定されている。この時にはPS4ならびにPCも利用できるようになるという。

  正式サービス開始日こそ明らかになっていないが、これから始まるアルファテストや明らかになっていない情報など、今後も目が離せないタイトルだ。

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

■関連サイト
ドラゴンズドグマ オンライン公式サイト
アルファテスト応募ページ

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