海外のホテル予約が圧倒的に安い。しかも空港からの送迎まで付けられる。出張先と予算を伝えれば、自動的にいちばん良いホテルを現地のプロが選んでくれる。
4月1日に始まった出張手配サービス『ボーダー』(BORDER)だ。「競合大手よりも高くなることはないはずだ」と、運営元の細谷智規代表は自信を見せる。
利用は無料。対象エリアは米国・シンガポール・ベトナムで、エリアは順次拡張予定。宿泊先の候補を挙げるだけ挙げさせて、他社サービスで予約することもできる。
予約のリクエストはスマートフォンで出せる。現地での送迎はBORDER契約企業が担うため、運転手にホテルの場所を伝えたりするようなコミュニケーションの手間もない。
現在、リクエストから候補が送られてくるのは一営業日以内。目標は「朝にリクエストしたら昼には返事が来て、夜までに手配が終わっている」状態だと話す。
BORDERの強みは、宿泊先の情報をおさえた現地企業であるツアーオペレーター企業を束ねたネットワークだ。
従来の旅行代理店はツアーオペレーターに見積もりを取った上で卸値に中間マージンを乗せているが、同社は予約が成立した時点で数パーセント程度の手数料を取る形。
つまり、同社はツアーオペレーターが宿泊プランを直販するためのプラットホームというわけ。構造上、大手代理店より価格が高くなることはないという仕組みだ。
現金だが、最安値を出してくれるならぜひ日本企業として応援したい。エクスペディアさんより安くしてねっ!
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BORDER
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