昨日スケジュール管理アプリ(無料)をリリースした夫が、とても使い勝手よくて自信あるアプリだけど起業したての無名企業だからリリース送ってもどこも取り上げてくれないと部屋の片隅で突っ伏していたので、よろしければ見てみてください( ・ω・) http://t.co/zC1SsGi9O1
— ジュン (@fkjk) 2015, 3月 25
おととい投稿されたこのツイートがぐんぐん伸び、1万リツイートを超えている。
複数人で使うスケジュール管理アプリ『TimeTree』開発元、JUBILEE WORKSの深川泰斗代表は驚きを隠せない様子だ。ヤフー、カカオジャパンで仕事をしていたメンバーで作ったアプリ。話題になってほしいと願ったが、結果は鳴かず飛ばずだった。
「(突っ伏していたのは)10分くらいでしょうか?(笑) 帰宅後、リビングの床にうつぶせて壁を見つめてたら『どしたの?』と言われました」
ところが奥さんのツイートがきっかけになり、「ものすごくたくさんのフィードバックが届き始め、夢中で返事をするうちに気付いたら夜になっている、みたいな感覚でした」
スケジュール管理アプリ『TimeTree』(無料) |
アプリ開発のきっかけは、なぜスケジュール管理ツールが個人向けなんだろうという疑問から。予定は人とのかかわりで生まれるはず。今夜は何をしようかな、といったイベントを共有できるソーシャルなカレンダーがあったらどうだろう。
「夫婦で子供の保育園の行事、仕事の飲み会予定などを共有したり、次の週末どこ行こうか? と相談をしたり。もう少し広い例ですと、特定のバンドやアニメなど、趣味の共通する方で集まって、そのテーマのイベントを共有する、といった使い方をイメージしています」
基本はコミュニケーション発想。既存のカレンダーアプリとちがい、予定管理を基点にコミュニケーションしやすいよう設計した。いままでのソーシャルが「いま」を共有していたとしたら、TimeTreeは未来を共有するツールだ。
マネタイズの方法は検討中だが、「カレンダー画面にバナーを表示する、といったことはやらないつもりです」。まずはサービスを広め、質を高め、利用を定着させるところからのスタートだ。
「まずはたくさんの反響、ご意見をいただいておりますので、機能の改善を行っているところです。今はまだ秘密ですが、今後は、『誰もが、今よりもっと良い未来が選べる』ようになることを目指しており、それに向けていろいろと考えています」
それでは最後に、奥さんに一言どうぞ。
「広報担当もマーケティング担当もいない小さなスタートアップの我が社では、Twitterでたくさんの方にサービスを知ってもらう機会を作ってくれた妻は英雄です。もう本当に頭があがりません。いつも応援してくれてありがとうございます、落ち着いたら改めてお礼します」
TimeTree – 時間がつながる、未来とつながるプライベート&共有カレンダー
JUBILEE WORKS, Inc.
無料
バージョン:1.0.0
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
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