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好みを学習する未来的な木製の音楽システム『BeoSound Moment』とは?

2015年03月24日 18時45分更新

 デンマークのオーディオ・ビジュアル製品メーカーBang & Olufsenはオンライン音楽サービスやNASに保存された楽曲を管理できるミュージックシステム『BeoSound Moment』を3月26日より全国のBang & Olufsenストアーにて発売する。希望小売価格は32万4000円。

BeoSound Moment

 本製品は木製のタッチパネルと、7インチIPS液晶が搭載された面との二面インターフェースを採用。木製のタッチパネルでは、右側の円形のホイールで楽曲を操作。裏返すと、7インチ液晶の面が現われ、アルミホイールとタッチ液晶で楽曲の選択、再生などが行なえる。両面どちらでも好きな方を上にして、スタンドに置いて使うことができる。

 スピーカーとはラインインで有線で接続、Bluetooth(A2DP)で無線接続が可能。インターネットとは、IEEE802.11b/gまたは有線LANで接続できる。

 本体にはローカルストレージがなく、『Deezer』や『Tuneln Radio』といったオンライン音楽サービスや、NAS上の音楽ファイルをプレイリストなどで管理し、楽曲を再生して楽しめるとしている。音楽ファイルはmp3、WMA、AAC、ALAC、PCM、FLAC(最大96kHz/24bit)の再生に対応。

 本製品は曜日、時間に基づいてユーザーのリスニングパターンを学習し、おすすめの曲を自動的にワンタッチで再生してくれる“PatternPlay”機能を搭載する。

BeoSound Moment

 また、“MoodWheel”という機能では、その時の気分(ムード)をカラーで表現。選択したカラーに合わせた楽曲を自動で再生する。ホイールは3層に分かれ、最も内側の層に触れるとユーザーのお気に入りリストから、プレイリストが生成される。一方、最も外側に触れて場合は、オンライン音楽サービスの膨大な楽曲のなかからプレイリストがつくられ、新たな発見が得られるとしている。

 対応するオンライン音楽サービスはファームウェアアップデートで、次々追加されるとのこと。現状は国内で流行っているオンライン音楽サービスに対応していないため、気になる人は続報に期待するのが良いかも。

■関連サイト
MoodWheel製品ページ

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