どもども、イッペイです。昨日入手した心拍数がスマホでマモニタリングできるインテル入ってるイヤホン『SMS Audio BioSport』ですが、早速10kmマラソンで試してきました。おかげで翌日は筋肉痛がすさまじく、会社をズル休みしようと思ったのですが、一緒に参加したナベ子の存在に気付いて泣く泣く出社した次第です。
参加したイベントは“Tokyo Walker創刊25周年記念 第14回お台場海と緑のランニング大会”。当初はわりとゆるめのイベントかと思っていたのですが大間違い。800人以上が一斉にスタートを切る大きなイベントで、上記の写真の通り、先頭の方はいわゆる“ガチ勢”でした。コースは1.25kmの周回型で、僕の参加した10kmの部は8周しなければなりません。1周走り終える前に何人にも抜かれました。
ふだんまったくと言っていいほど運動をしていないので、準備体操だけで息切れしそうになりました。三十路を超えたおっさんがハァハァ言ってる写真だけじゃなにかとアレなので、という理由で僕につき合わされたナベ子も心なしか表情が曇っています。日頃肉ばっかり食っているのでちょうどいい運動になって良かったね!
会場にはSMS Audio BioSportの体験テントも。ナベ子は貸し出してもらい、心拍数モニタリングを体験することに。あれ? これ僕がわざわざ海外から取り寄せた意味なくない?
テントでは体験アンケートに答えると、スマホが入るアームバンドがもらえました。でも僕は極力走っているときにぶらんぶらんさせたくないので、クリップでジャージの首のところに留めました。
テント内ではこの日のために用意されたという専用アプリがインストールされたiPhoneが並んでました。心拍数と運動強度の関係がわかりやすい表示です。
レースがスタートすると、一斉に元気よく飛び出すガチ勢。それに続くナベ子。運動やらないとか言って意外と結構なかなかどうして走る姿が様になっております。
一方、僕は開始3分程度でこの体たらくです。息は切れ、早くも太ももははち切れそうでした。
ぜーぜー言いながら、ポケットからスマホを取り出して心拍数を確認してみると、181BPMまで上昇してました。辛いはずです。
周回コースなので、走っているとアプリ『RunKeeper』のアクティビティには上記のように記録されます。画像を見て「10km走るって言ったのに3kmぶんしかないってどゆこと?途中退場?」と思った方。言い訳させてください。
実は辛くなるたびに心拍数を確認し、下がったらまた走る、上がったら歩く、の連続だったのですが、たまにふと見たら心拍数モニターが止まっていることがありました。たぶん右耳のセンサー部が走っている途中にズレたんですね。そして、そのたびに念のため、アクティビティをやり直していた結果がこれです。途中で退場したわけじゃないですからね! おっさん、きっちり10km走り(たまに歩き)ましたからね!
そして僕がうだうだ走っている裏では、早くも走り終えた方々の授賞式が始まっておりました。1位の方にはなんとSMS Audio BioSportが贈られたそうです。おめでとうございます!
ナベ子は1時間16分54秒でゴール。僕と同じく10kmの部でしたが、結構余裕そうです。走る前は「イッペイさん、わたし10キロも走れる自信ないです~」とか言ってたのにこの裏切り者め。その若さがうらめしいです。
で、遅ればせながら僕もようやくゴール。記録は1時間34分11秒。6年前に参加した10kmマラソンでは1時間10分ぐらいでしたから、時は着実かつ残酷に流れていることを確認できました。そして、僕より記録が良いのに1位の表彰台を譲ってくれたナベ子。ランニングハイだったのでカッコつけて写真を撮ってますが、こうやって後日に見ると余計に哀れっぽくて泣けてきます。
さて、RunKeeperでアクティビティの結果をチャートで確認してみると、心拍数は80~190BPMぐらいを推移していたことがわかります。一般的に最大心拍数は220-年齢なので、僕の場合188BPM。はい、確実に最大値に達してますねこれ。
また、最適な運動強度を得るための目標心拍数という考え方があります。それは最大心拍数×0.6~0.7という式(ほかに安静時心拍数と運動強度を使う式もあるそうです)で導き出せます。この式によると僕の目標心拍数は、112.8~131.6BPM。余裕で超えてますね。辛いはずです。
ちなみに上記はナベ子の心拍数チャート。やはり最大値は僕と同じぐらいでほとんど160BPM以上です。僕と比べて谷が少ないのは走っている時間が長く、平均値が高いせいです。ふむ、なかなか根性あるじゃないかナベ子。おっさん感心しました。
しかし、どちらも本来ならもっとゆっくり走ったほうが安定した運動強度が得られ、効率よくダイエットできたはずです。SMS Audio BioSportは平均心拍数、リアルタイム心拍数、心拍数のゾーン(%)の音声ガイドがあるので、もっと従えばよかったと反省しました。無理のないレベルで最適な運動強度をうながしてくれるSMS Audio BioSportタソ激萌え(音声ガイドの声は女性)です。
そんなSMS Audio BioSportですが、体験テントでうかがったところ、4月に1万9800円前後(税別)で国内でも発売するようです。運動不足を解消したい方や効率良くダイエットしたい方にぜひオススメです!
■関連サイト
SMS Audio BioSport製品ページ(英語)
米インテル ニュースリリース(英語)
Tokyo Walker創刊25周年記念 第14回お台場海と緑のランニング大会
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